ヴェニスの貴族でムーア人の将軍オセロは、元老院議員ブラバンショーの美しき娘デズデモーナと結婚し、幸福の絶頂にあった。だが、部下イアゴーの奸計により、愛する妻と信頼する副官が不義の関係にあると誤解。怒りと嫉妬の末に訪れる結末は……。シェイクスピア四大悲劇の傑作を待望の新訳で贈る。
健ちゃんが「オセロー」をモチーフにした関西人のヤクザ役をやるということで(なにがなんやら)原作を読んでみました。そういえばちゃんと読むのは初めてだな…
四大悲劇の一つだからきっと何一つ報われないで終わるんだろうなと思ったらやっぱりそうでした^^;なんだこれは。誰も何も報われない。
オセローも側近じゃなくてちゃんと奥さんのことを信じれば良いのに…素直で純粋すぎるよ←
デズデモーナが可哀想すぎる…ただ純粋にオセローを愛していただけなのに。
そして2人の濡れ衣を晴らしたのがイアゴーの妻というのが皮肉ですね。
これが関西人のヤクザにどう表現されるのか楽しみです(笑)
<筑摩書房 2006.4>2023.1.12読了