大人気作家・村山早紀による小説の書き方本がついに登場! 本を出すための方法や文献の見つけ方といった基本的なことから、新人賞への応募まで、主に子どものための物語の書き方についてわかりやすくお伝えします。
巻末には、自作に創作意図を細かくコメントした「付録 「トロイメライ」〜ひとつの参考例として」も掲載。作家が実際どういうことを考えながら創作をしているのかがわかり、実践的に学ぶことができるでしょう。

小説を書けるようになりたいなぁという思いは本を読むようになってから感じていることで、実際多少書いては見たものの、1度友人に冒頭だけ書いたものを読んでもらったらそのあとはこうなってこうなるんでしょ?って簡単に見破られたので向いてないんだなって思った苦い記憶があります^^;
小説の書き方のハウツー本というよりは心意気というかメンタルというかそういう部分が多かったような気がします。エッセイ風で村山さんらしい優しい文章なのですが、ピシッと書かれているところもあって、ちゃんと仕事として、お金をもらって書くならちゃんとしなさいよという叱咤激励のように受け止めました。いや、そこまできつく書かれていませんが。
でもやっぱり本当になりたいならとにかく書いて書いて書きまくることが大事なんだろうな。私はやっぱり読む専門かな…

<立東舎 2022.4>2022.10.4読了