東大、マッキンゼーを経て、現在、京大で絶大な人気の瀧本先生が、新しい経済の流れで、自分の力で道を切り開き、ゲリラとして生き残るための「武器」について、投資家としての経験から、語ります!
毎週水曜日、福澤朗さんが司会の「本であそぶ。」という番組があるのですが、先日ゲストに登場した柴田阿弥さんが紹介していた本です。この番組を見て初めて拝見した方だったのですが(ごめんなさい)本のプレゼンが凄く面白かったんですよね。番組内でも本を1冊読むだけで多くの教養を得ることが出来る。私はバリキャリになりたい。と強くおっしゃっていたのですが^m^私もそうなりたいと思っているのでこちらの本を手に取りました。
この本が出版されたのは2011年。11年前です。今でも十分通じることばかりですし、時代を先読みしている部分もたくさんありました。学生時代に読むにふさわしい本だと思いますがそれでも現役時代に読んでも理解できなかっただろうな…とも思います。
いい大学に入っていい会社に入ってずっと従順に働いていれば人生は安泰。そんな時代はとっくに終わりを告げている。ずっと頑張っていれば報われるわけでもない。ちゃんと自分で考えて動いていかなければ「コモディティ化」してしまう。
私は、コモディティ化したくない。武器をたくさん持って他の人と差別化を図って、生き残っていきたい。そのためにどうすればいいか、自分はどうしていきたいか、じっくり考えていきたいと思いました。
著者さんは数年前にご病気で若くして亡くなられているんですよね…。それが無念でなりません。他の作品も読んでみたいと思います。この本に出合えてよかったです。
<講談社 2011.9>2022.9.2読了