たおやかでまっすぐな言葉が紡ぐ、ありのままの本音。 等身大の上白石萌音があふれた文筆処女作となるエッセイ集、完成!
何気ない日常の断片や去来する思い、情景などを綴った50篇におよぶエッセイ、大切な家族との再会や、ゆかりの地を巡った故郷・鹿児島ルポ、初の創作となる掌編小説、思い出の写真とともに振り返るバイオグラフィ、本人撮影によるフィルムカメラスナップ……。
これまでブログやSNS、メディア取材などでは語られなかった気持ちや、家族・友人への思いなど、過去を振り返りながら足もとを見つめ直し、そして未来へ思いを馳せるように、ありのままに瑞々しくも至妙に綴られた文章はすべて書き下ろし。何気なくてあたたかな数々の“記憶”をあざやかな“叙述”として編み上げました。
豊富に収載する写真は全点初公開。文章と写真によって、俳優、歌手、ナレーターなど幅広い活躍でいま最注目の上白石萌音さんの多彩な魅力をあらゆる角度から描き出し、知られざる素顔と胸の内を知ることができる、ファンならずとも必携の一冊です!
ようやく、ようやく読みました!
エッセイを出されたと知ってからずっと気になっていたんです。50編全て書き下ろし!凄い!
文章を読んでいて、心がとても綺麗で、でも芯がしっかりしていて凛とした素敵な方だなと思いました。故郷のことも、家族のことも、仕事のこともすべてを大事にしていて丁寧に生活していることが伝わってきて、見習わなければと思いました^^;私、すんごい年上だけど。
鹿児島旅行のお写真がどれもとっても素敵。そして可愛い。演じる役の気持ちを知るために聖地巡礼の旅に出ることがあるそうですが、小樽にも来られていたんですね。私も人気スポットよりもマニアックなところとか人があまりいないところの方が好きなので、読んでいてワクワクしました^^小樽に来られた時に行った神社どこかなと思ってネットで調べてみたのですが、妙見堂ですかね…。水天宮かと思ったのですが小林多喜二と田口タキがデートしたということで有名なのはこちらみたいでした。行ったことないな…行ってみたい。
そして、本当に本というものが好きなんだろうなということも文章から伝わってきました。
1日1日を丁寧にちゃんと地に足を付けて生きていきたいと思えました。
ますます好きになりました^^ナイツ・テイルも千と千尋の神隠しも観に行きたかったけど結局見に行かず…。いつか舞台俳優として輝く上白石さんを観に行きたいなと思います。
<NHK出版 2021.9>2022.5.2読了