「あの場では笑ってすませたけど、今になってだんだん腹が立ってきた」
そんな、思い出し笑にならぬ“思い出し怒り”に心を煩わされた経験のある人は多いのではないでしょうか。「次に会ったときにわざわざあらためて相手に抗議するのもおとなげない気がするし、そもそも自分が根に持ちすぎなんじゃないだろうか…」などと、思い出し怒りはなかなか気持ちの持って行き場がなく、頭の中でぐるぐると考えてしまう分、長期間にわたって引きずりがちなもの。
そんなやっかいなあとからわく怒りの感情をうまくコントロールし、心をスーッと楽にするための具体的な方法を1冊にまとめて紹介します。

タイトルを読んでまさに「これ!」と思いました。
その時には何も言えないで、じわじわ怒りが沸いてきて、特に寝る前とかに思い出してしまったりして、寝付けなくなるとか最悪の状態によくなります…。
私が特に当てはまるのは仕事の人間関係のところかなぁと思うのですが、具体例が細かくてよりリアルに考えることが出来た気がします。
感情的に返さず冷静に自分が思ったことを伝えるというのが大事なのかもしれませんね。
それが出来れば苦労しないんですけど^^;
最近アンガーマネジメントという言葉をよく聞きます。
上手く利用してもう少し生きやすくできればいいなぁと思います。

<新星出版社 2021.12>2022.3.9読了