三十代は、これからの人生を実り多きものにすべく基礎を固める、非常に重要な年代だ。
ビジネスにおいては、リーダーとしてチームを牽引する時期であり、私生活では結婚や育児などの大きな変化が起こる時でもある。
そこで、著者が提案するのは、『論語』を「精神の柱」とし、揺るぎない人生の根幹をつくること。『論語』には仕事をはじめとした人生のあらゆる場面での行動指針となる言葉が記されている。
本書では三十代に効く言葉を選定し、読み方と実践へのヒントを解説する。行動の柱となる「攻めの論語」として是非活用してほしい。

論語をちゃんと知りたいなぁと思いつつ、本を読んでもなかなか理解が出来なくて^^;
こちらはちゃんと訳と意味を解説してくれるので分かりやすかったです。
論語は昔のものだけど、今も同じように考えて行動していくべきことがたくさんありました。
30代は若くもないしだからと言ってベテランでもない。それでも状況に甘んじず自分が出来ることを精いっぱいしていかなければいけないんですよね。
齋藤先生の語る30代像に、何もかも当てはまらない私はちょっともの悲しさを感じつつ読みましたが(笑)勉強になりました。もっと論語を勉強していきたいです。

<祥伝社 2021.10>2022.2.27読了