グルメ×旅×絶景!人見知りのOL・日和による、ひとり旅大満喫小説!
人見知りで要領の悪い日和は、なんとか滑り込んだ就職先でも叱られてばかり。会社をやめようかと悩んでいると、社長から気晴らしに旅に出ることを勧められる。初めて一人で行った熱海で、ひとり旅の魅力に取りつかれ、どんどんと行動範囲を広げる日和。宇都宮、和歌山、秋田、青森、沖縄と、パワースポットを巡り、土地のおいしいものに舌鼓をうち、満喫していく。
ひとりで暮らす叔母の体調が悪いと聞き、秋田まで様子を見に行くことにした日和はせっかく遠出をするのだからと、母の憧れの地である奥入瀬渓流にも立ち寄ろうと計画する。優柔不断で自分にも自信のなかった日和が人とのふれあいによってひとまわりもふたまわりも成長していくのだった。さらに、想いを寄せる蓮斗との関係にも変化が起こり……。
グルメ×旅×おひとりさま女子に贈る、人生満喫本!
シリーズ第3弾です。
今回はコロナ禍も描かれています。これは不要不休なのか…って誰しもが1度は考えたことがあるんじゃないかなと思います。でも、日和が選んだ選択は私は間違いではないと思います。誰もが正解なんてわからなくて、自分たちが出来ることをできる範囲で選択して対策をしていくしかなかったですもんね。今もですけど。
個人的には舞台鑑賞のために私もコロナ禍でも遠征していたので何も言いませんし言えません。
私にとってはこれが正解だったのだと思います。思いたいです。
今回の旅の中では叔母さんに逢いに行った回が好きでした。叔母さんがパワフルで素敵です。こんな年の重ね方をしたいなと思いました。
最後の蓮斗との再会も良いですね。2人の展開も楽しみです。
<KADOKAWA 2021.11>2021.12.23読了