全校生徒が24時間、夜を徹して80キロを歩き続けるという“歩行祭”が伝統行事となっているある高校。3年生の貴子はある決意を胸に最後の“歩行祭”を迎える。それは、3年間口を利くことのなかった同級生・融に話しかけること。貴子には、親友にも隠し続けたある理由から融に対するわだかまりがあった。一方、それを知らない級友たちは誤解から、高校生活最後の大イベントで意識し合う貴子と融を親密にさせようとするが……。
この間WOWOWで放送されていたものを見ました。多部ちゃん特集嬉しい。
この映画が公開されたのは2006年なんですね…15年前か。
この当時は特に私は小説の映像化をめちゃくちゃ嫌っていて^^;原作が大好きだったので映画化されるのがショックだったんですよね…。すみません。今は頑なではなくなりました。多分…
ということで15年経ってしまいましたけどようやく見ました。
原作を読んだのも相当前でしたが、見ていくうちに思い出していきました。
言い方は微妙ですが、この作品に出てくる人たちって際立って個性があるわけではないんですよね。確かに貴子と融が抱えているものはありましたけど。
俳優さんたちがその個性があるわけでもない、どこにでもいるような高校生たちを見事に演じていたなと思います。褒めてます。
池松君があどけなくて可愛かったですね^^加藤諒君も出ていたのは知りませんでした。いい味出してました(笑)
最後の貴子と融が並んで話をしながら歩いている姿が良かったですね…。2人ともいい友達に出会えてよかったね。幸せだね。きっとこれからは少しはお話するようになるだろうし、いつの日か本当のきょうだいのような関係を築いていけたら嬉しいなぁなんて思いながら見てました。
ゴールのシーンはこっちまで泣いてしまいました^^;
15年経った今も活躍されている方が多くてそれも素晴らしいことですよね。ようやくですけど、観て良かったです。