本音の置き場所
バービー
講談社
2020-11-06


「おっぱいがくっついている私」を、“人”として認めてほしいだけなんだ。
「最も信頼が置ける言葉をもつ芸人」のひとり、フォーリンラブのバービー処女作。
一言一句、自分の筆で、自分の言葉で、あふれる本音を書き、FRaU webで280万PV突破の人気連載を単行本化! 11月4日放送の日本テレビ系「news zero」でも話題!
バービーが生み出された思い出の料理コラムにレシピ、読者からのお悩みに本気で答えるお悩み相談も収録!
ジェンダーによるギャップ。
自分のカラダなのに女の部分に馴染めない気持ち。
料理することへの他人からの目線。
キャラ設定にもがき苦しむ日々。
体毛をなくすことへの執着。
親子の関係。
いじりと自虐。
東京と地方。
女子が共感せずにいられない文章の数々。
「えっ! バービーって、こんなこと考えてるんだ」という驚きと感動が満載です!

スピンが3本も付いているなんて珍しいですね。
でもそれでも足りないくらい、ここは覚えておきたいと思うところがたくさんありました。
バービーさんがテレビで言う言葉一つ一つに共感したり感動したりすることが多くて、とても好きなタレントさんです。
小さい頃から自分を俯瞰して見ることが出来ていた人なんだろうなと思います。そして周りをすごくよく見てる。自分が周りにどうみられているのかちゃんとわかっていて、対応の仕方もちゃんと把握している感じ。共感できるところは多かったけどそれを乗り越えることも知っている気がして、大人の余裕を感じました。
以前ボクらの時代に出演されているのを拝見したことがあるのですが、当時はステイホーム期間中で自宅が映っていたんですよね。インテリアがおしゃれで素敵だなぁと思ったんです。なんだかノスタルジックな感じ。インド哲学科を卒業してるっていう段階でただ者じゃないなって思いますよね(笑)
こんな素敵な考え方を持つ知性ある女性になりたいなと思いました。といいつつ同世代なのでお恥ずかしいのですが…今からでも頑張る。

<講談社 2020.11>2021.11.26読了