大学で歴史を学ぶ安田学が気鋭の歴史学者・喜多川教授と通う場末のバー。
ここで美人バーテンダーのミサキと歴史学者を自称する村木老人と歴史談義を繰り広げる。
シリーズ第二弾となる今回も「竜とドラゴンの違い」から「天草四郎の正体」そして、「徳川埋蔵金」のありかまで、歴史の新事実が披露される!
シリーズ第2弾です。…といっても鯨さんの書かれる作品は舞台がバーが多いのでどれがどれだか最初戸惑いますが^^;
今回も色々な新事実が披露されましたね。竜とドラゴンの違いはよく分からなかったけど^^;
天草四郎の正体については本当に聞いたことがない新説だったので面白かったですね。
とても複雑な応仁の乱も一言でまとめられていて、そう言えば簡単に言えるんだなと思いました。簡単じゃないんですけど。
徳川埋蔵金についてもまたまた新説が出てきましたね。これは新説の場所を掘り起こしてみる価値があるんじゃないですか?^^
こうして歴史をいろんな視点で考えてみるのも面白いですよね。
それにしても、村木老人とミサキ…きな臭いというかなんだか怖い展開のまま終わりましたね^^;続編は出なそうですけど…気になります。
<双葉社 2021.10>2021.11.25読了