婚約者の清霞と向き合うと決め、前を向いて歩きだした美世。そんな折、清霞の父から義両親の住む屋敷に招待される。そこではじめて顔を合わせた清霞の母は、美世を絶対に認めないという構えだった。義母に認められたくて、罵声を浴びせられても美世は自分から歩みよっていく。そんな美世を清霞は見守り、日常から離れた場所で二人の仲も深まっていく。同時に村では鬼が出るという噂が立ち、清霞は調査に赴く。それは新たな事件の幕開けだった―。これは、少女があいされて幸せになるまでの物語。

3巻目にしてようやく婚約者のご両親とご挨拶。何で登場しないんだろうと思っていましたけど、そういえば隠居していたんですもんね。義母は最初から最後まで私はダメだったんですけど^^;厳しいとは違うよなー…人格否定する人はダメです…。でも、人格否定されまくって生きてきた美世だから頑張れたんでしょうか。いや、頑張んなくていいよって思いながら読んでいましたけども←
そんなことよりも初めてにおわせというか続く感じで終わりましたね。何だこれは!気になるじゃないか!
続きも気になりますが、ほんの少しだけ距離の近づいた美世と清霞の展開も気になるところです。

<KADOKAWA 2020.2>2021.11.9読了