ふと立ち寄った神社で出会った、お尻に星のマークがついた猫―ミクジの葉っぱの「お告げ」が導く、7つのやさしい物語。失恋した相手を忘れたい美容師、中学生の娘と仲良くなりたい父親、なりたいものが分からない就活生、夢を諦めるべきか迷う主婦…。なんでもない言葉が「お告げ」だと気づいたとき、思い悩む人たちの世界はガラッと変わっていく―。あなたの心もあたたかくなる連作短編集。
青山さんの作品本当に好きです…大好きです…。
登場する皆さんも悩んでいましたけど、読んでいるこちらも幸せにさせてくれているような気がしました。
どのお話も選べないくらい本当にいい作品でした。中学生の娘と父親の話も良かったし、お父さんとお嫁さんのお話も良かったし、最後の高校の同級生とのお話も好きだった。もうどれも好き。そしてそのお話たちのその後を住職さんが語ってくれているのもまたいい…
私も頑張ろうと思えたし、この物語に出てくるような人たちのように頑張りたいって思いました。
青山さんの作品はいつもそういう気持ちにさせてくれます。頑張ります。
ありがとうございます。
ところで、キュービックっていう超人気アイドルグループは青山さんの書かれる作品の世界では共通なんですかね^^デジチケのくだりとか詳しすぎて笑ってしまいましたよ。
<宝島社 2020.4>2021.10.26読了
5つ★出てますねー。
とっても良いお話で、やっぱり青山さんのお話が好きだーって思いました。
2018年の作品みたいですが、今年のベストに入れちゃうかもです。
https://blog.goo.ne.jp/latifa/e/508c5cdf012641a77ed186df3b8580fd