実は常設展も「変わっている」!?
基本的な鑑賞術を知らずに、話題の企画展ばかり訪れるのはもったいない!
博物館について、その鑑賞法をきちんと学んだことはありますか?
子供の頃から何度も訪ねる場所ですが、実は多くの人が何も知らないまま大人になっています。
本当はもっと学びや人生に活かせる見方があったのです!
京都国立博物館の副館長でもあり、日本のミュージアムを6300館訪ね歩いているマニアでもある著者が、教養としての博物館鑑賞術を具体的にレクチャーする一冊。
運営と展示の2方向から、大人が知りたい裏側や、意外な鑑賞方法、おすめの博物館を解説します。
正統派ガイドブックであれば、名品・名画を有していたり、有名建築家による博物館などを紹介するところですが、著者は博物館のプロにしてミュージアム・フリーク!
視点が少々違います。
本書では「こんなところに、こんな博物館が!」というような、後々までも印象に残るこだわりと特色のある博物館も厳選して紹介します。
美術館や博物館を巡るのが好きなので手に取って読みました。面白かったです!博物館の裏情報も知れたような気がしました。
著者さんが勤める京都国立博物館は行ったことがないんですよね…前を通ったことはあるのですが^^;今度京都へ行った際はぜひ行ってみたいと思います。
美術館も博物館も企画展が目玉ではありますが常設展も面白いですよね。分かります分かります。
そして日本全国のいろんな博物館が紹介されていて巡ってみたくなりました。ウポポイは本当に行きたいんですよ…もうそろそろ計画を立ててもいいかなぁ。
この間テレビで見た福井県年縞博物館も掲載されていました。同じく日曜美術館で取り上げられていた無言館も…。大塚国際美術館も行きたいし日本玩具博物館も行きたいし角川武蔵野ミュージアムも行きたい!行きたいところばかり増えていきますがこれから行けるようになったら良いなぁ。
<誠文堂新光社 2021.7>2021.10.18読了