北海道旭川。櫻子と正太郎は、櫻子の弟を殺した犯人と対峙するため、同じく妹を殺された男と共に神居古潭へと向かった。
けれどある女の裏切りで、事態は思わぬ方向へ。
廃トンネルの中で重傷を負った男を救い、ようやく家に戻った彼女らを待っていたのは、なんと警察。
しかも櫻子が、殺人事件の重要参考人として警察署に連れて行かれることに。
彼女を救うため、正太郎が立ち上がる! 愛すべき櫻子と正太郎の物語、ついに完結!

正直前回から間が空きすぎていて忘れていた内容も多かったのですが^^;まずは完結して良かったです。長く読み続けているうちに花房という人物の存在が薄れていっていたのですが、最後まで読んでも花房はすでに亡くなっているわけですからやっぱりちょっと薄い感じの結末だったかなぁなんて思ってしまいました。すみません…。惣太郎を殺した犯人に対して櫻子が言った言葉は良かったけど、ただただ腹が立っただけだったな…
この後の櫻子も正太郎も見てみたいなー。スピンオフを待ってます。

<KADOKAWA 2021.3>2021.10.11読了