男ふたり夜ふかしごはん (単行)
椹野 道流
プランタン出版
2021-04-01


芦屋の古い一軒家で暮らす眼科医の遠峯と、転がり込んできた後輩で小説家の白石。
時々喧嘩もするけれど、男ふたりの同居生活は気安くて快適だ。
なにより、食の好みが合うのがいい。
食卓で仕上げる、あったかポテサラ、祖母直伝の味噌だれで食べる水餃子、お祝いで超大人のお子様ライス、ふわふわ卵のけいらん温麺、懐かしのご褒美弁当、憧れのミートボールスパゲティちょっと豪華なさけ茶漬け、身も心も温まる、蒸し寿司──
読んだらお腹が空くこと間違いなし、禁断のお夜食歳時記。

シリーズ第3弾。今回もどれも美味しそうなお話で読んでいてお腹がすきました。
白石が遠峯の家に転がり込んで2年が経ったんですね。やっぱり一緒に暮らすとなると食の好みが大事になってきますよね。2人で美味しいものを楽しそうに食べているのが読んでいても伝わってきて、良いなぁと思いながら読んでいました。
遠峯の両親が北海道に住んでいるので、北海道にちなんだものがたまに出てくるのも個人的に嬉しい^^
この2人の関係性はまだ続くのかな…続いていってほしいなー。私、芦屋には行ったことがないんですが、もう結構行った気になってしまってます^m^

<プランタン出版 2021.4>2021.9.19読了