今日は食べます?
仕事を終えて、気持ちよく美味しい晩飯を食べよう。
芦屋の古い一軒家に暮らす眼科医の遠峯、そこに転がり込んできた高校時代の後輩・白石。
小説家になっていた白石は、スランプだという。
気分転換しに来ましたという彼と突然始まった同居は、なかなかに快適で……。
事情説明の焼肉、男飯な弁当のみそ炒り卵、誕生日祝いで前菜がメインな中華コース、脱稿明けの分厚いハムとふわふわ卵の贅沢サンドイッチ、コロッケが乗った遠峯の「理想のカレー」、気分転換の単調作業で白菜と豚肉のミルフィーユ鍋、遠峯の帰省土産ジンギスカン、白石の人生初フォアグラ様、そうそう、甘党の遠峯はデザートも欠かせない。
くりきんとんにモンブラン、クリームパンに桜餅──。
ご飯が美味しければ、一年なんてあっという間。
「Day to Day」を読んで気になった作家さんを読んでみようと思って手に取ったこちらの作品。初読み作家さんです。こちらはシリーズ化されて何冊か出ているんですねー。
タイトルを見て「きのう何食べた?」が思い浮かんだんですけどそういうことではないんですね^m^2人の性格は全然違うのに、生活スタイルが良い感じで合わないのがはまっていたり、食の好みがあっていたりして一緒にいるのが苦痛ではないっていい関係だなと思いました。
食の好みが合うってすごく大事だと思うんですよね。一緒に暮らしていたらなおのこと大事。
2人は楽しく毎日を過ごしている感じが伺えて羨ましさも感じました。
遠峯の両親が北海道に移住したということでジンギスカンが出てきて^^昔はホットプレートで家族で食べてたなーと思いだしたりもしました。
私は兵庫には何度かコンサートや舞台鑑賞のために行ったことがありますが、食べたものの記憶があまりありません^^;結構前だし…
特にスイーツが気になりました。今後行くことがあったらちゃんとリサーチして食べてみたいです。
<プランタン出版 2018.2>2021.5.20読了