自分を好きになる練習
矢作直樹
文響社
2020-05-21


救急医療の現場で、生と死を見つめてきた医師が生きづらさを感じる人に伝えたいこと
「何かになろうとしなくていい。」
「できなくてもいい。」
今の自分を認めるとラクになる。
先行きが見えない時代に、自分にとっての幸せや生き方を考え直すヒントが満載。

私は10代20代の頃自分が嫌いでした。背がムダに高くてがっちりしていて顔もいまいちで、中身は人見知りで内気でネガティブで…って卑下してばかりでした^^;
だからと言って今、自分が好き!とは言えないけど、自分を理解しようと思うし、優しくしようと心がけてはいます。自分くらい自分を好きにならないと可哀想だから。
小さな頃から褒められて育ってきたわけではないので(悪い意味ではなく厳しめに育てられてきたため)自分を甘やかしたりするのが苦手なんですよね。そういう人、少なくは無いと思いますが。
自分で自分を養っていると甘やかしてもいい部分や優しくしても良い部分が少しずつ分かってきたような気がします。「まあいいか」って言う言葉も大事にしています。今は私はマイノリティ側に生きていると分かっているので、それを自覚して私なりに自分の人生を楽しんで生きていきたいと思っているところです。まだ実現は出来ていませんが。
この本を読んで気をつけようと思ったことは「他人の評価は人生にいらない」「「どっちでもいい」という言葉をポジティブに使う」「頑張り過ぎない」「その使い捨ては本当に必要か一度見直す」かな。
小さい頃から人の目を気にしすぎるくらい気にして生きてきたので、迷惑をかけない程度に気にしないで生きていきたいです。あとは私はケチなので^^;つい安いものに走りがちですが、良いものを長く使うことに魅力と憧れを持っているので、少しずつでもそうなって行けたら良いなと思いました。
この本を読んで、また少しでも幸せを感じたり前を向けていたら良いなと思います。

<文響社 2020.5>2021.2.9読了