明るく振る舞えるけどいつも心細いあなたに効く人気カウンセラーの処方箋です。
こういうタイトルの本を手に取ってしまうのは多分自己肯定感が低いからなんだろうなと思います。人と関わっていて寂しくないと思っているのになぜかたまに感じるよく分からない寂しさ。それを打開するにはどうしたらいいか。
解決策として、この瞬間感じていることに意識を向け、言葉にして受け入れる。楽しい、嬉しい、胸が痛い、不快、など。それを認めて受け入れると自己受容になり、いずれは自己肯定感へと繋がり、満足感、幸福感となっていく。
あとは、ネガティブな感情ほど相手に伝えるというのもなるほどと思いました。そういえば哀しい事があった時、私はいつも誰にも言わず自分の心の中に閉じ込めていた気がします。
いきなりやってみるのは難しいかもしれないけど、忙しさにかまけて自分の感情を無視して生活するのはやはり自分が可愛そうなので。少しずつやってみて、幸福感をたくさん得られるようになれたら良いなと思います。
<SBクリエイティブ 2019.8>2021.1.17読了