もうすぐ2020年が終わりますね…。毎度のことながら1年は早いなと思いますが、何だかわからないまま1年が終わったという印象です。
本当にこの1年は何だったのでしょうか…。未曽有の感染症が渦巻いた1年でしたが、来年はどうなるのでしょうか。
どうかどうか苦しむ人が少しでも減って、1日も早く穏やかに過ごせるようになれば良いなと思います。
さて、毎年恒例独断と偏見の書籍ベスト10です。
今年は226冊読みました。去年の236冊よりは少ないですが、まあ200冊読んでいれば良いかな。
今年は色々あったけど、本はたくさん読みました。それだけは幸せなことだったかなと思います。
以下、ランキングです。
いつものことながら独断と偏見で決めていますので苦情は受け付けません。あしからず。

第1位「わたしの美しい庭」凪良ゆう
凪良さんの作品はやはり良いですね…心が浄化されるようです。
統理も百音も路有もみんな魅力的なのだけど、私が1番感情移入したのはやっぱり桃子でした。年齢も近いし…。
桃子が考えていることや境遇がいちいちグサグサ刺さりました…。でも、読み終えた時に少し前向きになれた気がしました。
わたしも「世間体」なんか大嫌いです(笑)私は私なりに生きたいように生きていければいいんだと思えました。

第2位「お探し物は図書室まで」青山美智子
初読み作家さんです。以前から読んでみたいと思っていました。
今回の舞台はコミュニティセンターにある小さな図書室の物語。少し不愛想な司書さんがその時の気持ちに添った物語と付録を提供してくれます。
自分の境遇に似ている人も似ていない人も感情移入しながら読みました。
色んなことに思い悩んで1冊の本をきっかけに自分を見つめ直す。そしてそれに導かれるように第一歩を踏み出す。
この物語に私はとても勇気づけられました。

第3位「犬がいた季節」伊吹有喜
久しぶりに読んだ伊吹さんの作品でした。コーシローが生きた時間を共に過ごした高校生たち。その高校生たちが旅立って行く姿をずっと見つめていたコーシロー。
昭和の終わりから令和までの時代が描かれた作品です。私は最初の優花と光司郎が1番好きです。高校生の時も良いけど、それだけじゃないところがたまりませんでした^m^

第4位「その旅お供します 日本の名所で謎めぐり」綾見洋介
初読み作家さんです。タイトルが気になって読みました。旅とミステリ。最高の組み合わせでした。行ったことがない場所ばかりでしたし、行き先も結構マニアックだったりして、一緒に旅をしているようでした。
そしていつの日か実際に行って見てみたいと思いました。更にバーのマスターと奥さんの秘密。もうたまらなかったですね。ここにやられた気がします。

第5位「虹いろ図書館のへびおとこ」櫻井とりお
初読み作家さん。こちらの本にもタイトルに図書館の文字が。やっぱり惹かれちゃいます。
いじめによって学校へ通えなくなったほのか。辿り着いた図書館でみどり色の司書や謎の少年に出会い、またたくさんの本に出合うことで世界の広さを知っていきます。
図書館は無限の可能性を秘めているなぁと感じた作品でした。ラストがとても好きです。続編も出ているので来年読めたらいいな。

第6位「夜明けのすべて」瀬尾まいこ
PMSと闘う美紗とパニック障害になった山添。2人の関係がとても好きでした。
お互いに恋愛感情を持っていないから良い感じに不躾で相手に気を遣っている感じがとても素敵で。
悩んでいると固執して視野が狭くなるから第三者の意見がある2人の状況がとても良いなと思いました。

第7位「始まりの木」夏川草介
テーマが民俗学ということでとても興味を惹かれました。
民俗学の修士課程1年生の藤崎千佳と偏屈な助教授である古谷神寺郎の2人が日本各地を研究のために巡り、様々な経験をしていきます。
元々神社仏閣を巡るのが好きなので古谷先生の言った「神さま仏さまは信じるものではなく感じるもの」という言葉にとても納得しました。
私も民俗学についてもっと知りたいと思いました。

第8位「イマジン?」有川浩
有川先生のお仕事小説!いやー面白かったです!読んでいて楽しかった!長編自体4年振りということで待ってた!っていう想いも強かったです。
映像制作の裏側を細かく知ることが出来たのも面白かったですし、何より良助が良い子なんですよね。まっすぐで一生懸命で、憧れていた職業について頑張っている姿に元気をもらいました。

第9位「ハンナのいない10月は」相川英輔
こちらも初読み作家さんです。タイトルに惹かれて手に取りました。
内容はミステリでした。人が死なないミステリ。こういう日常ミステリが好きです。
昇進などの野心がない、講師の森川と捨て猫だったハンナ。ふたりのいる研究室に在学している佐藤大地と三田村栞が入り浸り、ミステリ話に花を咲かせる。
こんな場所があったら私も入り浸りたい!と思いました。

第10位「四畳半タイムマシンブルース」森見登美彦
元ネタの「四畳半神話大系」を読んでから読みました。小説と舞台のコラボ。そういうの大好きです。
物語はモリミーお得意の京都の大学生の話なんですけど(ざっくり過ぎ)恋愛模様やらタイムトリップ迄絡んできててんやわんや。
面白かったですねー。特に「私」と明石さんの恋模様にドキドキニヤニヤしながら読んでいました^^面白かったです。
舞台版も観てみたかったです。

以上2020年のランキングでした!去年もでしたけど、初読み作家さんが多かったですね。
2021年もたくさんの本に出合えますように…

2020年にあったことを以下に…。

まずこちらも毎年恒例(自己満足な)「やりたいことリスト100」の経過について。
今年は「36.興福寺の阿修羅像を見る」のみの達成でした。図書館司書の試験を受けに奈良へ行ったのですがどうしても阿修羅像だけ見たくて。念願叶って観に行くことが出来ました。
やりたいことリストは〇〇へ行くという項目が多いので今年は無理かなと思っていたのですが、1つでも達成できて良かったかなと思います。

Vゴトに関しては1月に剛ちゃんの舞台を観に行きました。そのあとに5月はまーとヒロシのミュージカルを観に行って、11月あたりに25周年コンサートで遠征する予定でした。それが全て中止に。
剛ちゃんの舞台を見れたことが今は奇跡にすら感じます。コンサートは配信という形でしたけど25周年当日にV6を見れて、お祝いすることが出来て、それは良かったと思います。
来年はまーと健ちゃんの舞台が2月に控えています。チケットが当たったので今のところ行く予定ではありますが予定は未定ですよね。当たり前だったことが当たり前じゃなくなった世界。早く前のように戻ってくれたら良いなと願うばかりです。
そして私の今年1番の出来事はあれですね。SnowManにドハマリしたことですね(笑)
20年以上V6一筋だったのに、まさかここで掛け持ちになるなんて思ってもみませんでした。V6熱も冷めてませんからね!もちろん。
多分V6が2001年からコンサートにJrを付けなくなったこともあるんだと思います。だから私はV6しか知らないで15年くらい来たわけで。そう考えると2016年に滝沢歌舞伎に健ちゃんが出演したことはファンにとっても大きな転機だったのかなと思います。
すのの3月のデビューコンサートのチケット、当たっていたんですよねー。あの時以上にめちゃくちゃ人気になって会員数もすんごい増えて。なんか一生会えない気がしていますけど^^;でも、応援は続けるしお茶の間でも出来ることはあるので私にできる形で応援していきますよ。
10月のデビューコンサートは9公演全ステしました。でもオーラスがパソコンが動かなくなって全然見れなくて^^;円盤化されたら全ステ出来た!って堂々と言えるので待ってます(笑)
あとはすのに派生して他の方の舞台も観たことですかね。コロナ禍もあってライブビューイングやオンデマンド配信が多くなり、ずっと観たかった原ちゃんの舞台と林君のミュージカルを観ることが出来ました。
地方に住んでいると推し以外の遠征は金銭的に難しくて^^;なのでそれは良かったことかな。やっぱりエンターテインメントって良いなと思いました。もっと色んな舞台を観たいです。

そしてVゴトすのゴト以外の事。
6月に弟夫婦に男の子が、妹夫婦に女の子が生まれました。予定日は1か月近く違ったのになんと2日違い^^;しかも予定日が遅い方が早く生まれました。
ということで、私は3人の甥姪のおばちゃんになりました^^ですが、弟夫婦の住まいは東京なので甥っ子は生まれてから1度も直接会いに行っていません。生まれたらみんなで東京にゾロゾロ押しかけようねなんて言っていたのに残念です。
初めて会う時にはもうそこらじゅうを走り回っているのではないか…なんてトオイメをしちゃっていますが。
姪っ子は毎週のように会いに行っています。そして3歳になった甥っ子も変わらず可愛いです。どんどん怪獣になっていきます^^;でももちろん可愛いです。たまに「なっちゃん大好きだよ」なんて言ってくれます。何でも買ってあげたくなります←
このまますくすく元気に成長していってくれたら本当にそれだけでいいです。この世界を生きていたらなおのことそう思います。

仕事に関してですが、ケースワーカーを2年経験し、心療内科を受診したこともあり、異動を希望したところ4月に希望通り異動になりました。
異動先は、かつていじめを受けていた部署のとなり。私は入社して最初の2年間いじめを受けていたため異動を希望して4年いる予定を2年で異動した経緯がありました。
まさかさらに4年後に、となりではありますがその場所に戻ってくるなんて想像もしていませんでした。私をいじめていた人は同じ場所に変わらずいます。関わることもあります。
関わった後はいじめられたわけでもないのに具合が悪くなる時もあるし、涙が出てきてトイレに駆け込むこともあります。自分でもどうなるか分からず情緒不安定になります。分かっている人は分かっているけど、だからと言って助けてくれるわけでもないですし、仕事ですからやらなければなりません。
仕事内容自体はそこまで大変ではありません。専門職の人が多い部署で私は事務。雑用みたいなもんです。それはそれで精神的にちょっと辛いですけど。
正直今年も辛かったです。メンタル面が本当に辛くて職場では感情が表に出ることはほとんどありませんでした。
今のこの世の中で安定した収入があることは何よりも恵まれていることなのだと思いますが、ただただ辛かったです。
今年もコロナ禍でしたが図書館司書の採用試験は受けていました。最終試験まで行ったところもありましたし、補欠合格をもらったところもありました。補欠でも合格通知は初めてのことです。
去年よりも大きく前進した気はしますが、あくまで補欠合格であり決定ではありません。採用されなければ意味がないですし。司書という職種を考えると無いものとして考えたほうが良いかなと思っています。期待しちゃいますけど。
やっぱり私はやりたいと思う仕事をしてみたい。毎日生きていると実感して生きていきたいです。今年は世界的に大変な状況もありましたけど、それでも今年は生きている気がしませんでした。
さっきの話に少し戻りますけど、私がSnowManを好きになったのは、下積みが長くてデビューは出来ないと周りに言われても決して諦めず、更にデビューが出来たのにその年にこのような状況下に置かれ、それでもなお前を向いて泥くさく熱く生きている姿に惹かれたからだと思います。
自分の境遇を照らし合わせるのは大変おこがましいですが、私も泥臭く生きてみたいと思いました。周りに何と言われようと自分が生きたいように生きてみたいと思いました。
改めてそう思わせてくれたのはSnowManのお陰です。それに、これはぶいすのどちらにも言えることなんですけど、前を向いて一生懸命生きている人たちを応援している私の今の状況が何だか悔しくて。いやお前が頑張れよって自分に突っ込みたくなっちゃって。
来年はもっとその気持ちを持って生きていこうと思いました。そして、我慢ばっかりするんじゃなくて、もう少し自分を労わってあげたいなと思いました。もう少し、自分を好きになりたい。それが私の来年の目標です。
昔から私のブログを見て下さっている方は、こいつ何も変わってねぇなーって思っているかもしれないですね。同じことでぐるぐる悩んだままです。本当に変わらない。いい年して情けないです。
今年もお世話になりました。
来年もこんな私ですが、お付き合いしてくださる方はどうぞよろしくお願い致します。