百年と一日
柴崎友香
筑摩書房
2020-07-15


人間と時間の不思議がここにある。作家生活20周年の新境地。この星のどこかにあった、誰も知らない33の物語。人生と時間を描く新感覚物語集。

柴崎さん、作家になられて20周年なんですね。
私が初めて読んだのは2007年で「青空感傷ツアー」という作品でした。確か大学の図書館にあってタイトルが気になって読んだような気がします。
その次に読んだのは「きょうのできごと」で、なぜか映画の方が先に観たんですよね。
映画も良かったし原作も良かったと思った気がします。
今回の作品はテレビで紹介されていましたが、タイトルがめちゃくちゃ長い短編集で^^;タイトルを読むと大体の展開が分かるのですが、どの作品もわりと淡々としている印象かな。淡々とそれぞれの人生を進んでいく…みたいなそんな感じかな。

<筑摩書房 2020.7>2020.8.4読了