薬剤師の毒島さんはその知識を活かし、これまで数々の薬にまつわる不思議な出来事を解決してきた。きちんと管理しているはずの認知症の薬が一種類だけ消えるのはなぜ?筋トレに目覚めた青年が抱える悩みとは?ホテルマンの爽太はいつものように毒島さんに相談をするが、ある日から彼女は「今までは言わなくていいことを言い過ぎていた」と言って推理を教えてくれなくなり…。ウイルスと薬の関係や糖尿病対策など、生活に役立つ知識も満載の薬剤師ミステリー!
前回に引き続き第2弾ですがこちらも面白かったです。
薬は本当に色んな効果効能があるんですね。だからこそ副作用もあるから気を付けなければならないんだということを教えてくれているような気がします。
様々な事態を解決していく花織ですが、身近でありそうなことばかりでしたね。
にしても最後の事件(これは事件と言っていいやつ)は本当に花織が無茶しましたねー。そのお陰で爽太の同僚もこれから被害に遭ったかもしれない女性たちも助けられたのかもしれないけど。
でもそれは信頼できる爽太が傍にいたから。花織も好きだという気持ちは気付いていないかもしれないけど、そういうものも芽生えているんじゃないかなー。とニヤニヤしてしまいました^^
2人の発展は置いておいて←身近な薬の問題がたくさん取り上げられているので勉強にもなるし、シリーズ化してほしいなと思います。
<宝島社 2020.5>2020.7.30読了