映画会社で助監督として働く真面目な青年・牧野健司。映画監督を夢見る彼は、馴染みの映画館“ロマンス劇場”に通い詰め、そこで見つけた古いモノクロ映画を夜ごと鑑賞しては、劇中のお姫様・美雪への恋心を募らせていく。そんなある日、美雪がいきなりスクリーンから飛び出してきた...

明日、地上波初放送という情報を得て、そういえば以前WOWOWさんで放送されていたのを録画したな…と思い、これを機に観てみました。放送されたのは2018年12月15日だったみたいです。どんだけ取っておいていたんだよ(笑)
物語はベタ甘で優しいお話でした。見ていて目の保養になりますね。綾瀬さんがとにかく綺麗。お転婆でワガママなお姫様がぴったりでした。そしてどの衣裳もお似合いで見惚れていました。
少し頼りない純朴な青年役は坂口さん。こちらもぴったりでしたねー。触れたらたちまち消えてしまうお姫様を守り続けるんですよ。素敵すぎます。
周りを固める俳優陣も豪華で個性的でしたねー。北村さんが演じた後藤龍之介はいけ好かない奴なのかと思ったら見た目だけでしたね(笑)ペンキをぶっかけられてもダイナマイトを浴びせられても誰にも怒らず責めなかった。そして健司にアドバイスもしてくれていました。
社長令嬢の塔子も素敵な女性でしたし、同僚の伸太郎もいい子だったし、映画館のオーナーも多分同じ経験をした人…。みんな良い人たちだったなー。
三銃士も豪華キャストでしたね(笑)最高ですよ。
そして加藤剛さん…この作品が最後の映画出演だったんですね…。
最後のシーンはもう涙腺がゆるゆるでした…良いシーンだったなぁ…。
今更ながら観て良かったです。素晴らしい作品でした。