夢を叶えたい人々が集まる街、ロサンゼルス。
映画スタジオのカフェで働くミアは女優を目指していたが、何度オーディションを受けても落ちてばかり。
ある日、ミアは場末の店で、あるピアニストの演奏に魅せられる。
彼の名はセブ(セバスチャン)、いつか自分の店を持ち、大好きなジャズを思う存分演奏したいと願っていた。
やがて二人は恋におち、互いの夢を応援し合う。
しかし、セブが店の資金作りのために入ったバンドが成功したことから、二人の心はすれ違いはじめる……。

今更ながら見ました…。もう4年も前なんですね…。冒頭の高速道路でのダンスシーンは圧巻でした。CGが一切なく、全員が踊っているそうで…凄い。
物語の前半は2人のやりきれない想い。頑張ろうと思っていても気持ちが空回りしているような気持ちが歌にもダンスにも表れていた気がします。
少しずつ未来が動き出し、特にセブの運命が様変わりしたことで2人の関係も変わっていきます。
2人が言い争っていた時、セブは別に夢をあきらめたわけではなかったんじゃないかな…。と思うのだけど。まずは今頑張らなきゃって思っていただけのような気がする…。むしろ諦めようとしていたのは結果ミアの方だったんじゃないかなぁ。やっぱり妬みも全くないとは言えなかったと思うし…。でも、諦めていた心を拾い上げてくれたのもセブだった。それで未来に向かって2人で駆け出して行ったと思ったら、そこでいきなり5年後になってあれ?と思ったらミアの隣にいるのはセブじゃない・・・。
偶然入った店で再会して「もしかしたら手に入っていたかもしれない未来」が走馬灯のように駆け巡った時は切なかったです。
ジャズはあまり知らなかったんですけど、セブの熱弁から少し興味を持ちました^^
音楽は良いですね。