爽香に待望の赤ちゃん誕生!長女・珠美ちゃんを産んでからも、相変わらず仕事に事件に大忙し。勤め先の“G興産”では、新事業としてカルチャースクールの経営引継ぎを検討。その調査にあたる一方で、爽香はバス旅行にも添乗する。旅行先では、台風による土砂崩れで、生命の危機が!主人公・杉原爽香が読者とともに年齢を重ねる人気シリーズ第二十二弾。
読み終えてタイトルを見て、柿色のベビーベッドなんて出て来たか…?と思いましたが。
何にしても爽香がママに!おめでとうございます!
生まれる前に妊婦状態で何かあるんじゃないかと思いましたけど、生まれたところから始まってほっとしました←
そして産休はとっても育休は多分取っていない爽香。カルチャースクールの再建にバス旅行の添乗に、相変わらず色々巻き込まれていますね。ようやく丸くなりかけた兄は倒れてその状況から子供を置いて逃げた配偶者。相変わらず最低な夫婦ですね。綾香が本当に可哀相。
爽香の事を気に入らないPハウスの従業員の大門しおりもある意味詐欺まがいの借金をすることになり自殺未遂。その張本人も自殺未遂に殺人。もうてんやわんやですね←
爽香の判断で土砂崩れによる犠牲者は出なかったし、まあ良かったですよ。
ただ、カルチャースクールはねぇ…。本当にできない人ほどできないことを人のせいにしますよねー。
とんでもないところで終わりましたけど(それはいつもか)カルチャースクールは爽香の今後の仕事になりそうですし、どうなるのかまた気になりますね。
そして明男も何だか危険な香りがするんですけど…。考えすぎだと良いんですけど…。
このシリーズ、不倫ばっかりだからなぁ←
<光文社 2009.9>2020.2.21読了