爽香は無断欠勤している部下・宮本の自宅を訪ねた。玄関の前に立つと、娘の怜が飛び出して駆けていった。人気のない自宅に上がると、宮本の死体が―。怜と同様に、宮本の妻・正美も事情を明かさずに行方をくらます。母娘の不可思議な行動の裏側に、複雑な家庭事情があると、爽香は敏感に感じとって…。読者とともに登場人物が年齢を重ねる人気シリーズ第20弾。文庫オリジナル、長編青春ミステリー。
この作品でシリーズ20作目なんですね。登場人物たちは20年分年を重ねているんですね。何だか不思議。
私は毎日怒涛の様に読んでいるので^^;もったいないけど仕方ないです。早く追いつかなければ←
ということで今回は爽香の同僚が無断欠勤をしていたため、家を訪れると娘が飛び出して行き母親は行方不明に。
更に別件で私立の学校の園長が行方をくらまし、その妻と古株の教師が良からぬことを企んでいた。
何だかいろんな人間関係が錯綜していてよく分からなくなります^^;
その色んな人たちが、爽香を頼りにしていくんですよね〜。みんなを手籠めに(言い方)
怜は逞しくて優しい子でしたね。これから大変だと思うけど、強く生きていってほしいな。
でも、多分大丈夫ですね。学校は違うけど学園長とその秘書が味方に付いているし^m^
<光文社 2007.6>2020.2.20読了