濡羽色のマスク (光文社文庫)
赤川 次郎
光文社
2002-09-10


高齢者用ケア付きマンションで働く爽香は、親会社が計画する新プロジェクトの準備に参加して多忙な日々を送っていた。爽香の恩師・河村布子は、新しい職場を見付けたが、夫・太郎の「秘密」に悩んでいた。そして、刑事の現場から離れている太郎は、ある夜偶然、殺人現場に出くわし、勝手に捜査を開始する!登場人物が読者とともに年齢を重ねる画期的シリーズ第15弾。

本当にもう…男どもときたら情けない!←突然すみません。河村も爽香の兄ももうもうもう…!!!
心が弱いからそうやってこっちへふらふらあっちへふらふらするんだ!しっかりしろー!
と、何だか怒りが勝ってしまった読書でした…。もう不倫はうんざり…。
ということで、今回は河村が刑事として復活。殺人現場に遭遇し、残された子供2人のために奔走します。
本当に、お金が絡むと人って変わってしまうんですね…
まあ、河村刑事が復活したのは良かったです。
爽香の兄はもうどうしようもないな…自分の借金は爽香に肩代わりさせるし若い子と不倫して妊娠させるし…妻も妻だし…1回本当に痛い目見てほしいんだが(怒)
今1番ほっとするシーンは爽香と明男の会話だという…若干不穏さもあるけど2人のシーンが今のところ1番安心します。

<光文社 2002.9>2020.2.6読了