あの日に帰りたい-駐在日記 (単行本)
小路 幸也
中央公論新社
2019-09-14


1971年。元刑事・蓑島周平と元医者・花の夫婦の駐在生活も板についてきた頃。新たな仲間、柴犬のミルも加わりのんびりした生活……と思いきや、相変わらず事件の種はつきないようで――。平和(なはず)の田舎町を、駐在夫婦が駆け回る!

シリーズ第2弾です。小さな村で起こるあれこれ。
自殺や発砲やケンカ、色々ありますけど、なんだかんだありつつ上手く収まるんですよね。それは周平がとても優秀で機転が利くからなのだと思います。
あまりいい噂を聞かなかった五月や篤が悪い人ではなくて良かった。ちゃんと周平が理解して、みんながいい方向へ向かうことが出来て良かったと思います。
圭吾君と早稲ちゃんも結婚して、なぜか一緒に住むことになって楽しそうです。
何だか幸せな気持ちになりました。
田舎町だけど適度に観光の人が増えて人々の暮らしが豊かになっていけばいいなぁと思います。

<中央公論新社 2019.9>2019.11.22読了