「図書館か、行ってみようかな」と思って来館される方に喜んでいただけるような図書館をつくりたい。そう願う図書館員がコレクションを入口に、まじめに、楽しく、ちょっとマニアックに考える図書館談義。「マニコレ」第3弾。

司書の皆様による公共図書館についてよりよく分かるコレクション談義。第3弾です。
第3弾といっても繋がっているわけではないのでこの本から楽しめます。
図書館に勤める司書さんたちがいろんな視点から本の良さ、図書館の良さを伝えています。
私は特に移動図書館のお話が好きでした。
そして地域資料の大切さ。この本を読んで改めて知らされた気がします。
出版業界自体大変であることは分かりますが、地方の出版社はきっとなおの事大変ですよね。長く続く地元密着の出版社が無くなるというのは読んでいて哀しくなりました。
それでも私はあまり地域資料に注目してきていなかったかもしれません。もっと地元の事を知るためにも読んでいきたいなと思いました。

<樹村房 2019.7>2019.10.10読了