うらさだ
さだまさしと ゆかいな仲間たち
小学館
2018-09-27


さだまさしとは何者か! ?
コンサート回数は日本一の4300回超。作った曲は570曲以上。著書累計300万部超。かつて背負った借金は35億円。デビュー45周年……。
数字を羅列しただけでも、その「特異性」が垣間見える。
何より、「さだまさし」によって人生が変わったという人がたくさんいる。
本書は、そんな人たちの様々な視点を通じて、さだまさしの「正体」を説き明かそうとするものです。
参画した豪華な面々の「プロファイリング」は下記の通り。案内人は寺岡呼人。
●笑福亭鶴瓶×立川談春
「談志も嫉妬したトークの腕」
●高見沢俊彦
「しゃべりにギターをつけさせられた」
●鎌田實
「『病』を世間に伝播させている」
●小林幸子
「『小銭ならある』と楽しませる人」
●ナオト・インティライミ
「アラファト議長との共通点」
●カズレーザー
「焼きたてのトーストみたいな存在」
●泉谷しげる
「個人的な『ため息』を表現」
●レキシ
「破天荒な生き方は初期衝動のため」
●若旦那
「さだまさし=親父」
●堀江貴文
「『1兆人に1人』のレアな価値」
NHK『生さだ』の「テレビじゃ言えないウラ話」も特別公開!

私がさださんを曲を聞き始めたのは、物心がつくかつかないかの頃だったと思います。母が結婚前からさださんのファンだったためです。家にはさださんの曲が収録されたカセットテープがあり、それを聞いて遠方の親戚の家までいつも行っていたために、自然と覚えてしまいました^m^
小学生でさださんのコンサートデビューもしました。それでも当時はさださんの歌の素晴らしさは気付いていなかったと思います。
大人になるにつれ、さださんの歌の歌詞の奥深さを感じるようになりました。
歌を聞いていると、その情景が浮かぶようで、一つの物語を見ているような感覚になります。
そして生さだ。始まった当初から見ています。
ここでちゃんとさださんの事を知った気がします^m^
面白いおじさんだけど、凄く好奇心が旺盛で、スポンジのように若者の意見もちゃんと聞いて取り入れてくれて、フットワークもめちゃくちゃ軽い。
好きになったきっかけの最初が両親や祖父母でも、ファンだという若者が増えているのも分かります。
私もさださんのようにいつまでもフットワークを軽く生きていきたいし、好奇心もずっと持ち続けて生きていきたいです。借金はしませんけど(笑)

<小学館 2018.9>2019.6.29読了