関ヶ原 Blu-ray 通常版
岡田准一
東宝
2018-02-07


司馬遼太郎の名作小説を、岡田准一、役所広司、有村架純ら豪華キャスト共演で映画化。「日本のいちばん長い日」「わが母の記」の原田眞人監督がメガホンをとり、石田三成の義を貫いた生き様を軸に、関ヶ原の戦いを真っ向から描き出す。幼くして豊臣秀吉に才能を認められ、取りたてられた石田三成は、秀吉に忠誠を誓いながらも、正義ではなく利害で天下を治める秀吉の姿勢に疑問も抱いていた。そんな三成の下には、猛将として名高い島左近や伊賀の忍びの初芽らが仕えるようになるが、秀吉の体調が思わしくないなか、天下取りの野望を抱く徳川家康は、言葉巧みに武将たちを自陣に引き込んでいった。そして1598年8月、秀吉が逝去。1600年9月15日、毛利輝元を総大将に立てた三成の西軍と、家康率いる東軍が関ヶ原で天下分け目の決戦に挑むこととなる。主演の岡田が不器用で人間味あふれる新たな三成像に挑み、役所が天下取りの野望に燃える家康役を演じる。さらに三成を命がけで守りながら彼に密かに恋心を抱く忍び・初芽役で、有村が本格時代劇に初挑戦した。

WOWOWで去年放送されていたのを^^;ようやく観ました。
オカダの出演する映画って超大作ばかりだし時代物ばかりだし、どうも観るのに時間がかかってしまって…と言い訳。
豪華な俳優陣と壮大なスケール。やはり天下分け目の闘いである「関ヶ原」がテーマなだけあって規模が違います。
でも、肝心の関ヶ原の戦いは短めでしたね。タイトルが関ヶ原だし、そこに至るまでの経緯も大事に作られたってことなのかな。原作は凄く分厚くて長いみたいだし、語りも多かったからダイジェストのような形でもあったのかな。
だからか本当に難しかったです。上級者向けの作品でしたね。
演者さんたちのセリフ回しが速い速い。方言も入っていたから理解できないところがたくさんありました。
だから歴史に疎い人間が映画を観た感想としては、スケールのすごさと俳優陣の豪華さがやはり印象深かったです。特に好きだったのは島左近と妻の花野。実際に戦地に女性がいわば看護師のような形で赴くことがあったのでしょうか。花野の姿がかっこよかったです。自分の夫が大けがをしているのに、治療をすれば戦地に戻れますといって治療を施しているのとかかっこよすぎてしょうがない。
あとは北政所様ですかね…。秀秋と会話しているところが印象的で。
「三成は負けた方が良い。でも、三成の血筋は残した方が良い」という言葉が何だかとても心に残っています。三成には子供が6人いて、全員特に罰されることもなく生き延びていたようですね。血筋は現在にまで続いています。
そういえば北政所様と秀秋は違うドラマでは姉弟でしたね^m^少しニヤッとしてしまいました。
オカダの佇まいや殺陣に関してはさすがとしか言いようがないですね。綺麗でした。