昼は会社で働き夜は漫画を描く。好物は肉とビール! ! 充実ライフなゴン太だったが、突然ソレはやってきた―――
闘病生活を通して気づいた自分の事、身近な人たちの存在、これからの生き方とは?
転んでもただでは起きぬ! なごめる超ポジティブ闘病エッセイがここに誕生!
私の家系はガンと糖尿病の人が多くて婦人病や脳梗塞などになった人はいないので身近な病気ではなかったのですが、33歳という年齢は私とほぼ同じで衝撃を受けました。どんな病気も、年齢は関係ないですよね。そして脳梗塞は本当に時間との勝負だということが改めて分かりました。
面白おかしく書かれていますが、それはあえてであると著者さんがあとがきに書かれています。
ただただ怖い病気、恐ろしい病気だという認識でいてほしくないとのこと。
確かに冷静な気持ちで発症から手術、リハビリ、退院までを読むことが出来た気がします。
とても勉強になりました。
ごん太さんも後遺症があまり残らず、また再発もされていないようで良かったです。
<集英社 2017.5>