人付き合いが苦手で、関わるごとにビクビクし、オフィスやコミュニティでも空回りして疲れ、1日の終わりには、そんな自分にクヨクヨしてしまう。
そんな、人一倍敏感でつらい思いをしている人に自分に無理なく、他人とうまくコミュニケーションをとり、ビクビクしないで過ごせるのか、引きこもりも経験した著者自身が克服した小さな工夫や指導をしている実例をもとに教えてくれる本です。

タイトル通りの作品で、人間関係を上手くつくりあげられる人と苦手な人とその選択の対比が書かれているのでとても分かりやすいです。そして私は「つらい人」が選択していることを選んでることが多かったです。やっぱりね。上手くやる人は「苦しいときこそ休む」つらい人は「苦しいときこそがんばる」っていうところとか。上手くやる人は「今日の目標をきめる」つらい人は「イッキに片づけようとする」とか。細かいところだと上手くやる人は「アミノ酸をとる」つらい人は「エナジードリンクを飲む」とか。なんか分かるわー!って言うのが満載でした。それは著者さんが実際に体験されているからなんですよね。
気にすることは良い事だけど、気にしすぎることは良くないんですよね。私も変に気にしすぎるところがあるので、少しでも変わって行けたら良いなと思いました。

<明日香出版社 2018.9>H31.3.1読了