NHKサラメシでもお馴染みのおべんとうハンター阿部了さんと直美さん夫妻の約18年にわたるライフワーク。海を渡って、インドの弁当配達人も追いました!普段の暮らし、いつものおべんとうを巡る旅。

サラメシが大好きで欠かさず見ています。そこで登場するのがおべんとうハンター阿部了さん。
阿部さんは人の懐に入るのが上手いですよね。その仕事場も素敵なんだろうけど、働いている方々がおべんとうを広げて笑顔で食べている姿がとても印象的で。こういうところで働きたいなー。こんな表情で仕事したいなー。なんて思わせてくれます。
1では小さかった娘さん、もう高校生なんですねー。びっくり。時の流れを感じます。
今回も色んな人のお弁当をのぞけましたけど、粟島の中学生の女の子が印象的でした。島に高校がなくて、中学を卒業したら親元を離れなければならない。「島はぼくらと」を思い出しました。それでも島が大好きで、戻ってきたいと思っていて。その女の子は島に医者がいないから自分が医者になって島に戻ってきたいと言っている姿に感動しました。
小学生の男の子が料理の本を借りて作っているって話も可愛かった。
色んな人の人生をのぞき見させてもらっているような感じがして好きです。
この本は「翼の王国」で連載されているのをまとめた本ですが、実際に飛行機で読んだ方も載っていました。なぜか覚えてた。ストレス解消が料理で休みの日は一日中料理をしていると言っていた若い女性。凄いなーと思ったから覚えていたのかな。私も頑張らないとと思わせてくれました^^

<木楽舎 2018.7>H31.3.1読了