

1年振りにTSUKEMENのコンサートに行ってきました!
今まではkitaraが会場だったのですが今回は新しくできた劇場で。入るのも初めてだったので楽しみにしていました。やっぱり新しいから音響が良かったです。私は7列目でそこそこ前でした。3人のお顔がしっかり見えましたよー。
前情報を入手せずに行ったのでバンド形式だったのにまず驚きました^^;あれ?ドラムがある…ベースがある…
TSUKEMENの3人もラフな出で立ちでそれも素敵です。
前半は照明も織り交ざった本当にライブという感じでした。グッズのタオルを回したり歌ったり。今までのTSUKEMENライブを想定するとかなりびっくりする感じ。一緒にいた母は私を見ながら腕を回しておりました。
今年は10周年ということで、新しい試みをたくさんされたということでその一つに組曲を3人で1楽章ずつ作曲されたそうで。「真田組曲」という曲で、真田十勇士をイメージして作ったのだそう。TAIRIKU君が真田幸村、KENTA君が霧隠才蔵、SUGURU君が猿飛佐助をイメージしたのだそう。やっぱり3楽章それぞれ雰囲気が違って、かっこよかったです。
今回休憩は無かったのですが間に間奏のようなものがあって3人が着替えて再び登場しました。
少しトークもありましたねー。
12月8日はSUGURU君の33歳の誕生日!ということで観客からもちらっとおめでとー!があったのですが、TAIRIKU君がみんなで歌おう!というと音楽が流れだし、SUGURU君がきょとんとしているとハッピーバースデーの音楽が。みんなで歌ってお祝いしました^^
「なんだよ聞いてないよー!」と嬉しそうなSUGURU君。「言ってないよー!」というTAIRIKU君。
「まあ、誕生日当日だから一応やらないわけにはいかないしね」とKENTA君。仲の良い3人です。
前日の7日が北海道はかなり悪天候で、母とTSUKEMENは前入りだったら大丈夫かなーなんて言っていたのですが、やはり飛行機は遅れに遅れたそうで、4時間遅れで北海道入りしたそうです。みなさんが乗っていた飛行機の前と後ろは欠航になったそうで…いやー来てくださって良かったですよ。
KENTA君はお気に入りのお寿司屋さんがあるそうで、行くのを楽しみにしていたみたいなのですが、到着したのが深夜1時半くらいだったそうなので、行けていないとのこと。コンサート後は行けるのかな。帰ったのかなー。
TAIRIKU君はコンサート前のお昼にたらふく北海道メシを食べたそうです。なによりです^^
後半もしっとりした曲もあればみんなで歌う曲もありました。
トークの後に「虹を見上げて」を演奏されたので「なんかハッピーバースデーの後にこの曲を演奏したらこれもSUGURUを祝ってるみたいになったね」なんて言ってて可愛かったです。
曲の途中で今流行りの「U.S.A」を入れ込んで3人で踊ったり(演奏はKENTA君)クラシックを身近に感じる演出が良いなと思いました。ただ、北海道の観客はさだまさし世代の人たちが多いので^^;(息子を見に来た親みたいな)乗ってる人と乗り切れていない人がいて、TSUKEMENごめんねとも思いましたけども。ただ私も乗り切れてはいなかった…
でも、楽しかったです。原点の曲ということで私の大好きな「BASARA」もライブバージョンで聴けましたし。幸せな時間でした。
コンサート中、皆さんとても楽しそうだったんですけど特にSUGURU君がずーっと笑顔で幸せそうで。その笑顔に私も癒されました。そして最後に3人はそれぞれ言葉を伝えていたのですがSUGURU君の言葉がとても印象的で。私一人で泣いてました。なんだかぶいおじさんたちのコンサートの最後とも重なって。「今は楽しい幸せな時間だけど毎日生きてきて、必ずしもそんな時間だけじゃない。辛い時、悲しい時、1人で抱え込まないで。周りに助けてくれる人、見てくれている人がいますから」って。ちょっと今言われるとダメです…。嬉しかったです。そして「僕たちがいくら曲を作っても、練習をしても、見て、聞いてくれる人がいないと成り立ちません」っていう言葉も、ぶいおじさんたちを思い出しちゃったな。ごめんなさい、私事で。
幸せな2時間を過ごすことができました。ありがとうございました!
聴いているうちに次第にNEW-XTワールドにはまって行きました。
クラシックの枠を超えた彼らはまるでロッカーの雰囲気を纏っていてカッコ良かったです。
今後もどんどん自分達の殻を破って新しい一面を見せてほしいですね。
2時間があっという間に感じられるほど素晴らしい公演でした。