おとなの楽習シリーズ14 世界の名作おさらいおとなの楽習シリーズ14 世界の名作おさらい
著者:冨士本昌恵
自由国民社(2010-03-25)
販売元:Amazon.co.jp

思いついたときに、思いついたところをちょいと摘んで勉強し、中学レベルをさらりとおさらい。世界の名作のあらすじ、有名な作家のプロフィールを紹介。
ホメーロスにシェイクスピア…、学校の授業で習ったから知っている。ホメーロスは古代ギリシアの詩人で、『イーリアス』『オデュッセイア』の著者。シェイクスピアはイギリスの作家で『ハムレット』『オセロー』『マクベス』『リア王』の4大悲劇が有名…。などと作家や作品名を知っていても、内容のわからない作品が多いのでは?
本書ではギリシア、イギリス、イタリア、フランス、ドイツ、ロシア、アメリカなど、有名作家の代表作47作品を断片的に紹介。名作の背景には時代があり、国があり、そこに生きた人たちの生活がある。作品の一節一節からはその断片を感じ取ることができる。
冒険を、恋を…、登場人物に感銘を受け、当時の生活に想いをはせることが、あなたの人生により深みを与えてくれるはず…。読みたいところから名作の世界へタイムスリップ。

物凄く久しぶりにこのおとなの楽習シリーズを手に取りました。もうこのシリーズの新刊は出ていないみたいですね。今回手に取ったのは世界の名作について。
タイトルを知ってはいるけど内容はあまり知らないという作品が本当に多かったです。名作を数ページにまとめているので無理矢理感があるものもあったりなかったりしましたが^^;それでもたくさんの名作たちを読んだような気にもなって楽しめました。そういえばシェイクスピア4大悲劇ですらちゃんとわかっていなかったかも…本当に悲劇でした…。
「モンテ・クリスト伯」「カラマーゾフの兄弟」「罪と罰」「嵐が丘」「ジェーン・エア」などなど。たくさんの作品と作者について知ることができて良かったです。

<自由国民社 2010.3>H30.10.5読了