ブレンダンとケルズの秘密 【Blu-ray】ブレンダンとケルズの秘密 【Blu-ray】
出演:エヴァン・マクガイア
TCエンタテインメント(2018-02-02)
販売元:Amazon.co.jp

9世紀のアイルランド。バイキングの襲来にそなえ、ケルズ修道院を囲む塀を作る大規模な工事が続く中、バイキングに襲われたスコットランドのアイオナ島から、高名な修道士エイダンが、1冊の「聖なる書」を携え逃れてくる。
その本には隠された知恵と力が秘められていた。ケルズの書を完成させるためブレンダンは、インクの原料である、ある植物の実を探しに、危険を冒して不思議な生き物が隠れ棲む魔法の森へ出かける。
森でオオカミの妖精アシュリンの助けを得て、ブレンダンは無事に実を持ち帰るが、バイキングの襲来がケルズにも迫っていた。
ブレンダンは本の力によって、闇を打ち砕き、光を取り戻すことができるのか?

先日WOWOWで放送されていて、気になったので録画してました。
アイルランド出身のトム・ムーア監督デビュー作だそうです。
画も音楽もとても魅力的でした。画はやはり日本とは違う作風ですよね。
ブレンダンやアシュリンの姿がとても魅力的でしたし、他の人や動物の全体の形というか風格というか。それが独特で面白かったです。
「ケルズの書」というのは実在しているもので、今も現存しているんですよね。
映画では万華鏡のような綺麗さを持っていてみんなが見ほれるのが分かる気がしました。
元装飾師の修道院長であるブレンダンの伯父はブレンダンが書と関わることを頑なに拒否し、国民を守ることを第一と考えていて、それは仕方がないことだし当たり前のことでもあると思いました。本心は違ったのかもしれないけど…
そして現実は残酷で、バイキングたちは容赦なく人々を襲っていきます。
それでも、本の力を諦めなかったブレンダンとエイダン。
長い長い道のりの中で作り上げた「ケルズの書」最後は報われた気がしました。
面白かったです。この監督の2作目も録画しているので、近いうちにみてみようと思います。
いつか観に行くことが出来たら本物の「ケルズの書」をみてみたいなぁ。