拝啓、本が売れません拝啓、本が売れません
著者:額賀 澪
ベストセラーズ(2018-03-20)
販売元:Amazon.co.jp

2015 年に『松本清張賞』と『小学館文庫小説賞』をダブル受賞してデビューした平成生まれのゆとり作家が直面した出版不況の現実! いかに自分の本を売っていくか。その方法を探すために、担当編集と旅に出る!
書店員、ライトノベル編集者、ブックデザイナー、Webコンサルタント、映像プロデューサー……。出版業界にいる人、周辺にいる人、外にいる人。さまざまな業界で活躍するキーパーソンを取材。
そして、その取材を活かして執筆された文藝春秋により今夏刊行予定の新作を先取り掲載!
◎助言を求めたキーパーソン
三木一馬(元電撃文庫編集長、ストレートエッジ代表取締役社長)
松本大介(さわや書店フェザン店・店長)
大廣直也(Web コンサルタント)
浅野由香(映像プロデューサー)
川谷康久(ブックデザイナー)

額賀さんの作品は「タスキメシ」しか読んでいません、すみません。
タイトルを見て最初は小説なのかと思ったら思いっきりタイトル通りの内容でした、更にすみません^^;
出版業界が大変だということはもちろんわかってはいましたが、よりリアルに伝わってくるものがありました…。
額賀さんが住野さんや朝井さんをライバル視してるとは。確かに同世代ですもんね。朝井さんへの攻撃に対してお腹が弱そうだから効きそうって思ったら同じように書いてあって笑いました^m^
映像化の目安は30万部というのも納得かなー。やっぱり多少は売れてないとみる人を引き付けられないですもんね。まあ、これ映像化されるの!?っていうのもたまにありますけど←
私はずっと猫丸先輩を健くんでって言い続けてるんですけど無理ですかね(また別の話)
本というくくりの中でもいろんなジャンルの本に携わる仕事をしている方の事を聞くことが出来て面白く読みました。
また、額賀さんの強い想いも知ることが出来ました。うん、違う本も読むよ…できれば買いますよ…出来れば…すみません。
良かったんですけど、やたらとゆとりゆとりと言いまくってるのがめんどくさかったですね^^;多分わざとだとは思いますけど…。ゆとり世代もアラサーで若いわけじゃないからそんな連呼しなくても…と思いました。
そしてこれから出る新刊の冒頭を載せるとか斬新ですね!
「風に恋う」は7月刊行予定のようです。
このお話の最後を読んで、改革をと1年生を主将にして箱根駅伝に挑んだ中央大学を思い出しました。か、考えすぎかな^^;でも額賀さん駅伝好きだし←

<ベストセラーズ 2018.3>H30.6.4読了