葬偽屋に涙はいらない: 高浜セレナと4つの煩悩葬偽屋に涙はいらない: 高浜セレナと4つの煩悩
著者:森 晶麿
河出書房新社(2018-04-26)
販売元:Amazon.co.jp

偽りの“死”で照らし出す、見えなかった“生”の真実―“葬偽屋”とは、自分の死後、周囲はどのような反応をするのか…その願望を叶えるために、依頼人が望む偽モノの葬儀を執り行なう商売。

続編が出るとは思いませんでした。
でもそういえば、セレナの問題が全部解決したわけではなかったですね。
その1番の問題、家族との関わりが今回の問題のキーでしたね。
余命宣告を受けたとか、弱弱しい声とか、私は全部嘘だと思っていました。
セレナにお金を振り込んでもらうための演技や嘘だと思っていました。
そうしたら最後の種明かしには驚きました。
ずっと伏線があったんですね。私は全然気づきませんでした^^;
ミステリとして面白かったのは図書館での葬偽かな。最後もハッピーエンドで良かったです。
セレナと親との関係はどうなるんでしょうか。
気になるけど歩武が側にいればとりあえずは大丈夫なのかなとも思いました。

<河出書房新社 2018.4>H30.5.25読了