路地裏のほたる食堂 2人の秘密 (講談社タイガ)
著者:大沼 紀子
講談社(2018-01-24)
販売元:Amazon.co.jp
神出鬼没の屋台「ほたる食堂」店主の神宗吾と、冬休み限定の高校生バイト鈴井遙太には、秘密がある。それは「料理を食べると作り手の思念や過去が見える」というもの。奇妙な力を隠したい神と力が役に立つことを信じる遙太の前に、思い詰めた一人の客が。彼の悩み―姿を消した少女の行方捜しを手伝ううちに、屋台の元常連客・倉持翔平のきな臭い失踪事件に巻きこまれ…。
シリーズ第2弾です。そういえばこの作品、1冊目が何だか気になる始まり方をして、それが尻切れトンボのような感じでモヤモヤが残る終わり方だったような気がするのですが…それすら何だったか覚えていませんが^^;
読んでいて思い出してきました。神と遥太は人が作ったものを食べるとその人の感情や何やかやが見えてしまう能力を持つんでした。
同じ能力を持っていても、それを隠したい神と何か人の役に立つのではと考える遙太で正反対。それでもそれぞれの言い分がちゃんとあってどちらも納得してしまうのだから仕方ないというかなんというか…。
そのせいで今回色々関わってしまって、巻き込まれていくわけだけど、それでもまあ結果的には良かったのかなと思います。
行方知れずになった少女の行方を探すのと、更に屋台の常連客だった人でその人も行方知れずになっていて探すのと、人間関係が繋がっていくのが面白かったです。
皆が人の事を考えて思いやっていて、良いお話でした。少しハラハラするけどまた続編が出てほしいです。神が何者なのか、それも気になります。
<講談社 2018.1>H30.5.9読了
著者:大沼 紀子
講談社(2018-01-24)
販売元:Amazon.co.jp
神出鬼没の屋台「ほたる食堂」店主の神宗吾と、冬休み限定の高校生バイト鈴井遙太には、秘密がある。それは「料理を食べると作り手の思念や過去が見える」というもの。奇妙な力を隠したい神と力が役に立つことを信じる遙太の前に、思い詰めた一人の客が。彼の悩み―姿を消した少女の行方捜しを手伝ううちに、屋台の元常連客・倉持翔平のきな臭い失踪事件に巻きこまれ…。
シリーズ第2弾です。そういえばこの作品、1冊目が何だか気になる始まり方をして、それが尻切れトンボのような感じでモヤモヤが残る終わり方だったような気がするのですが…それすら何だったか覚えていませんが^^;
読んでいて思い出してきました。神と遥太は人が作ったものを食べるとその人の感情や何やかやが見えてしまう能力を持つんでした。
同じ能力を持っていても、それを隠したい神と何か人の役に立つのではと考える遙太で正反対。それでもそれぞれの言い分がちゃんとあってどちらも納得してしまうのだから仕方ないというかなんというか…。
そのせいで今回色々関わってしまって、巻き込まれていくわけだけど、それでもまあ結果的には良かったのかなと思います。
行方知れずになった少女の行方を探すのと、更に屋台の常連客だった人でその人も行方知れずになっていて探すのと、人間関係が繋がっていくのが面白かったです。
皆が人の事を考えて思いやっていて、良いお話でした。少しハラハラするけどまた続編が出てほしいです。神が何者なのか、それも気になります。
<講談社 2018.1>H30.5.9読了