ぐるぐる♡博物館ぐるぐる♡博物館
著者:三浦 しをん
実業之日本社(2017-06-16)
販売元:Amazon.co.jp

好奇心とユーモア全開の、胸躍るルポエッセイ! 人類史の最先端から秘宝館まで、個性あふれる博物館を探検! 好奇心とユーモア全開の愉快なルポエッセイ。博物館が大好きな著者が、興味のおもむくまま、全国のおもしろそうな博物館を訪問。まじめに、ときに妄想を膨らませつつ、お宝や珍品に迫ります。「なぜ、こんなにたくさん集めなすった!?」という著者の素朴な疑問に答えてくれるのは、慎み深くも超キャラ立ちした学芸員さんたち。話はついつい脱線し――。人類史、鉱物、漫画、SM、服飾、地場産業、伝統工芸etc、さまざまな世界の魅力を、著者の視点を通じて愉快に楽しめます。カラー写真も多数収録。実業之日本社創業120周年記念作品。【◎この本でぐるぐる旅した博物館】茅野市尖石縄文考古館(長野)、国立科学博物館(東京)、龍谷ミュージアム(京都)、奇石博物館(静岡)、大牟田市石炭産業科学館(福岡)、雲仙岳災害記念館(長崎)、石ノ森萬画館(宮城)、風俗資料館(東京)、めがねミュージアム(福井)、ボタンの博物館(大阪)、書き下ろし「ぐるぐる寄り道編」熱海秘宝館/日本製紙石巻工場/岩野市兵衛さん。「人間って不思議だ。なぜ、こんなに知りたいんだろう。なぜ、こんなにもなにかを愛し探究するひとがいるんだろう。その不思議がつまっているのが、博物館だ。だから、博物館が大好きだ」(あとがきより)

しをんさんの博物館レポ。楽しみにしてました。
私も美術館・博物館めぐりが好きです。旅行先で巡ったこともあります。でも私の場合はその旅行先でやってる展示が興味があって入ったという感じなので、しをんさんが今回周られたような、あるものに特化した博物館にはあまり行ったことがないのでとても興味深かったです。本当にいろんな世界があるんですねえ。読んでいて本当に楽しかったです。
行ったことがある場所はなかったのですが、京都の「龍谷ミュージアム」はニアミスしてました^^;去年、その場所には行ったんですよねー。イチョウがとても綺麗でその写真はたくさん撮って見学はしたのですがミュージアムの存在は気付かず。残念^^;
中でも興味深かったのはめがねミュージアム、奇石博物館、ボタンの博物館ですかね。
福井県って前々から気にはなっているのですが行ったことはないんですよね。いかんせんどう行って良いかわからない^^;多分小松空港から福井に向かえばいいと思うのだが…住んでいるところが北の大地だと行けるところに限界が…。
でも、いつか行きたいです!
日本製紙石巻工場、しをんさんがオススメしていた「紙つなげ!彼らが本の紙を造っている」私も読みました。
日本の本、紙をここまで担っている工場があって、そして震災にあって日本中の出版物が消えるとまで言われたのに復興を遂げた工場。読んで感動したんですよね。また出会えて嬉しかったです。
今度旅行へ行くときは、近くにある博物館のチェックもして赴こうと思います^^

<実業之日本社 2017.6>H29.10.19読了