図書館100連発図書館100連発
著者:岡本 真
青弓社(2017-05-31)
販売元:Amazon.co.jp

「図書館をよくするために、誰でも日々できる小さな工夫を共有しよう」――全国の1,000館を超える図書館を訪問して、実際に目で見て司書の声も聞いて確認した「きらりと光るいい工夫・実践」を400個、雑誌「ライブラリー・リソース・ガイド(LRG)」(アカデミック・リソース・ガイド)で紹介してきた著者が、そこからさらに100個を選んで紹介!
貸出やレファレンス、展示などで利用者のニーズに応えるために、全国の図書館が実践している様々なアイデアやテクニックを、カラー写真とともに100個紹介する。「フツーの図書館」のユニークな実践を多くの図書館が共有し、来館者の利便性を向上させ、図書館と地域との関係性を豊かにするためのアイデア集。
巻末には、図書館システムについて意見を交わしたカーリルとの座談会も所収。

色んな特徴を持つ図書館を100館紹介しています。
同じ図書館でも働く人によって考えることや取り上げることが違うんだなと思って面白かったです。
鯖江市図書館のメガネ資料、福井県立図書館のレファレンス展示、苫小牧市立中央図書館の誰にも読まれていない本コーナー。特に気になったのはこのあたり。
その地で有名なもの、歴史があるものを特に展示するのとか、観光客が見るのにも良いですよね。
レファレンスってあまり知られていないから、知ってもらうのに良いなと思ったり。
誰にも読まれていない本をあえて伝えるって言うのも面白いですよね。逆に読んでみたいと私は思います^^
私は旅行先に図書館が近くにあれば入るのですが、本棚ばかり見てしまうので^^;こういう特集などのその場所に特化したところにも注目してこれからは見ていこうと思いました。

<青弓社 2017.3>H29.8.3読了