([ほ]4-2)活版印刷三日月堂: 海からの手紙 (ポプラ文庫)([ほ]4-2)活版印刷三日月堂: 海からの手紙 (ポプラ文庫)
著者:ほしお さなえ
ポプラ社(2017-02-03)
販売元:Amazon.co.jp

小さな活版印刷所「三日月堂」には、今日も悩みを抱えたお客がやってくる。物静かな店主・弓子が活字を拾い、丁寧に刷り上げるのは、誰かの忘れていた記憶や、言えなかった想い……。活字と言葉の温かみに、優しい涙が流れる感動作。
静岡書店大賞を受賞・ブクログ1位・読書メーター1位など、話題沸騰の人気シリーズ、待望の第二弾!

続編、とても楽しみにしてました。出てくれて嬉しいです。読んでいてとても幸せな気持ちになれました。
「ちょうちょうの朗読会」
朗読会、良いですねー。私も緊張しいですが朗読は好きなんです。聞くのも好き。こういう会があったら行ってみたいなぁ。
「あわゆきのあと」通勤中に読んだのですが、涙をこらえるのに必死でした。我慢できませんでした。去年、同じことが身近な人の身に起こったので、他人事とは思えませんでした。同じく1年後に子宝に恵まれ、生まれるのは多分男の子。まだこちらは生まれてませんけど。こちらの弟君は本当にいい子ですね。広太くんの作った名刺を私も見てみたかったです。
「海からの手紙」この作品に出てくる人の過去が重たかった。でもそれでも立ち上がって前に進もうとする姿は素敵でした。豆本私も欲しいです。
「我らの西部劇」この作品は「三日月堂」の先代を知る人物が登場しましたね。主人公の気持ち、何だかわかるなぁ。自由な父親に対して反面教師で生きてきたのに…って。この父親は「アンマーとぼくら」のお父さんを思い出す感じでイラッとしました^^;それでも一応ちゃんと子供たちは真っ直ぐに育っているし、きっと再就職も出来てまるっと上手くいくと思います。そう信じています。

<ポプラ社 2017.2>H29.8.1読了