5まで数える (単行本)
著者:松崎 有理
筑摩書房(2017-06-08)
販売元:Amazon.co.jp
「5まで数えられないと天国へ行けない」という伝承に怯える少年を描く表題作ほか、ホラーとSFの融合がテーマの奇妙な6つの物語。
内容を知らずに読んだのですが、短編集だったんですね。ずっとスプラッタっぽい内容のものが多かったので、表題作が心温まる可愛らしい話だったのでほっとしました。
最初の「たとえわれ命死ぬとも」は松崎さんらしい作品だと思いました。突飛な法律を使うのが醍醐味ですよね!←
人間が生きるために動物を実験で使うなんてけしからん!ということで、ワクチンや投薬に関しては人体実験が行われるようになったという…ぞっとするお話でした。主人公に関しても、強い想いを抱いていて、それでも犠牲にするのは仲間。辛すぎますよね。そして人を犠牲にして、長い長い時間を費やしてワクチンを完成させたのにあのオチ!辛すぎました…あれはトラウマになるわー。
「やつはアル・クシガイだ」と「バスターズ・ライジング」もなかなかスプラッタだし「砂漠」もオチが怖すぎました^^;やっぱり表題作の「5まで数える」が1番好きでした。異国の地で暮らすアキラと幽霊らしい数学者のポールおじさんとの会話が良かったです。
<筑摩書房 2017.6>H29.7.5読了
著者:松崎 有理
筑摩書房(2017-06-08)
販売元:Amazon.co.jp
「5まで数えられないと天国へ行けない」という伝承に怯える少年を描く表題作ほか、ホラーとSFの融合がテーマの奇妙な6つの物語。
内容を知らずに読んだのですが、短編集だったんですね。ずっとスプラッタっぽい内容のものが多かったので、表題作が心温まる可愛らしい話だったのでほっとしました。
最初の「たとえわれ命死ぬとも」は松崎さんらしい作品だと思いました。突飛な法律を使うのが醍醐味ですよね!←
人間が生きるために動物を実験で使うなんてけしからん!ということで、ワクチンや投薬に関しては人体実験が行われるようになったという…ぞっとするお話でした。主人公に関しても、強い想いを抱いていて、それでも犠牲にするのは仲間。辛すぎますよね。そして人を犠牲にして、長い長い時間を費やしてワクチンを完成させたのにあのオチ!辛すぎました…あれはトラウマになるわー。
「やつはアル・クシガイだ」と「バスターズ・ライジング」もなかなかスプラッタだし「砂漠」もオチが怖すぎました^^;やっぱり表題作の「5まで数える」が1番好きでした。異国の地で暮らすアキラと幽霊らしい数学者のポールおじさんとの会話が良かったです。
<筑摩書房 2017.6>H29.7.5読了