シャーロック・ホームズの十字架 (講談社タイガ)シャーロック・ホームズの十字架 (講談社タイガ)
著者:似鳥 鶏
講談社(2016-11-17)
販売元:Amazon.co.jp

名探偵の遺伝子を守るため、兄妹は不可能犯罪に挑む!
世界経済の鍵を握るホームズ遺伝子群。在野に潜む遺伝子保有者を選別・拉致するため、不可能犯罪を創作する国際組織――「機関<シンクタンク>」。保有者である妹・七海と、天野直人は彼らが仕掛けた謎と対峙する!
強酸性の湖に立てられた十字架の謎。密室灯台の中で転落死した男。五百メートルの距離を一瞬でゼロにしたのは、犯人か被害者か……。
本格ミステリの旗手が挑む、クイーン問題&驚天動地のトリック!

「シャーロック・ホームズの不均衡」の続編です。
最初の事件で天野兄弟が出てこないからあれ?と思ったのですが、話が進んでいくとなるほどと思いました。七海と同じ境遇のこの話だったんですね。
それから目線は直人に変わります。
今作は前作からあまり時間は経っておらず、直人が今の自分の仕事に就いて色々苦悩している姿がうかがえます。
七海への負担、自分の役割。
でも、みんなちゃんと直人の事を見ていて心配していて。
あんまり一人で考えすぎるなーってはっぱをかけたい感じです。
それでも現実は辛いものですけど…。
これからも直人と七海の成長していく姿を見ていきたいと思います。

<講談社 2016.11>H29.2.3読了