図書館「超」活用術 最高の「知的空間」で、本物の思考力を身につける図書館「超」活用術 最高の「知的空間」で、本物の思考力を身につける
著者:奥野宣之
朝日新聞出版(2016-03-07)
販売元:Amazon.co.jp

今、図書館がスゴいことになっている!?
集中力、発想力、思考力、教養力を得るためのすべてがあった!
一人ひとりが「答えなき問題」への解を出し、自己決定しなければならない時代。
司書資格ももつ著者が、最強の使い倒し方を伝授!

とても面白そうだなと思い、手に取りました。
図書館に勤めたときもありましたが、ここまでちゃんとわかっていなかったです^^;
いろんな視点から図書館を利用出来たら有意義ですし図書館冥利に尽きますよね。
私も今はネットで読みたい本を予約して図書館には借りるだけなのでとても勿体ない使い方をしているわけですね。
図書館という場所の話も面白かったですけどそれよりもやっぱり図書館の所蔵されている資料の使い方がとても興味深かったですね。全集は借りられないものも多いから図書館内で読んで読みたい本が図書館にある環境を作るとか、自担の分類棚を作るとか。自担の解説でジャニーズ用語って説明が書かれていて笑っちゃいましたよ^^
データベースやレファレンスも利用されていて、ここまで使いこなせれば自分の仕事に関することもきっと変わってくるでしょうね。
あとはいろんな棚を見ていろんなジャンルの本を読んで視野を広げるっていうのも良いなと思いました。そうそう、自分だけが選んでいたら偏っちゃうから。
私も以前は新刊案内だけだけど大体全部のジャンルを見て面白そうだなと思う本を片っ端から予約するっていうのやってました。すんごいたくさんの本が来るから止めたけど^^;
この本を日頃図書館を利用しない人も手に取って読んでほしいなと思いました。
この本自体読みやすくて面白かったです。

<朝日新聞出版 2016.3>H28.7.15読了