フランス人は10着しか服を持たない~パリで学んだ“暮らしの質"を高める秘訣~フランス人は10着しか服を持たない~パリで学んだ“暮らしの質"を高める秘訣~
著者:ジェニファー・L・スコット
大和書房(2014-10-30)
販売元:Amazon.co.jp

間食はせず、食事を存分に楽しむ。上質な物を少しだけ持ち、大切に使う。日常のなかに、ささやかな喜びを見つける。典型的なカリフォルニアガールだった著者は、フランスの貴族の家にホームステイすることになる。その家を取り仕切るマダム・シックから学んだ、毎日を“特別な日”のように生きること。

今更ながら読みました。
私はあまのじゃくなので、ベストセラー本は読まないと思いつつも気になって遅くに図書館に予約して予約者が多くて完全に流行りに乗り遅れるというのが毎度のことなのですが。
読んでいて思ったのは要はシンプルに生きようってことですよね。
色んな道に通じているシンプルさって大事なんだなぁと思います。
タイトルが印象的で、だから10着なんて無理だよとか、フランス人だって10着以上持ってるよとかそんな批判を浴びてしまってるところもあるようですがそういうことじゃないんですよね。そのくらいフランス人はシンプルで少し質のいいものを必要な分だけ持っているんですよ。っていう事なんですよね。
書いてあることはなるほどというところもたくさんありました。
ただ買い物につい行きたくなっちゃうとか、行くとたくさん買っちゃって後悔するとか、みんな分かってくれるわよね?!なんていうところがあったんですけど私全然物欲がないので買い物は「つい」はないし、買おうと思ったらまあプラスアルファはありますけどたくさん買ってしまって後悔するということはないのでそこは共感できませんでした^m^
読んでいて感じたのは著者さんがお世話になったパリの方々は心に余裕のある素敵な方々だったんだろうなということでした。
私もそうなりたいです。

<大和出版 2014.10>H28.7.8読了