スクープのたまご
著者:大崎 梢
文藝春秋(2016-04-22)
販売元:Amazon.co.jp
人の家の不幸に群がって、あなたは恥ずかしくないんですか?週刊誌は、空振りやムダの積み重ねで出来ている。手を抜いたら、あっという間に記事の質が堕ちる。未解決の殺人事件にアイドルのスキャンダル写真―ビビリながら、日本の最前線をかけめぐる日向子24歳!
私は週刊誌はほとんど読んだことがありません。週刊誌というものの認識は最初の日向子が考えていたようなことしか考えていないですしこれからもそうとしか思わないです。
でも、絶対無理と言いつつも、日向子は健気に奮闘していましたね。
週刊誌の取材って私もライターさんとかを雇っているのかと思ったら出版社の社員がやるんですね。知りませんでした。変装して潜入捜査をしたり、ずっと張り込みを続けていたり。日向子は見た目とは裏腹にガッツがある人なんですね。
最後の事件のすっぱ抜きはスカッとしました。雑誌同士での争いはし烈そうです。
色んな人との繋がりが大事なんだなとか、色々勉強になりました。
この作品は面白かったです。週刊誌の裏側も知ることが出来て良かったです。
でも、この小説のモデルとなった週刊誌は私は嫌いです。一生嫌いです。
6年前、私はある記事にひどく傷つきショックを受けました。記事は読んでいませんが。
その記事自体は全くの嘘で、私自身も周りの人たちも、あの人たちがあんなこと言うなんてありえないと分かっていたから鼻で笑ってました。
それでも、心の奥底では傷ついて、ネットでも見たくないのにいろんなことを書いている人がいて見てしまったりして。週刊誌は人を傷つける媒体だと私は思ってしまいます。私はゴシップとかあまり興味がないので。
モデルだって早くに知っていたらもしかしたら読まなかったかもしれません。でも大好きな大崎さんの作品ですし、私の完全なる主観で何もかも拒絶するのはダメだなと思って読みました。
読まないという選択をしなくて良かったと思います。
この小説とは別問題なので。面白かったです。
<文芸春秋 2016.4>H28.5.24読了
著者:大崎 梢
文藝春秋(2016-04-22)
販売元:Amazon.co.jp
人の家の不幸に群がって、あなたは恥ずかしくないんですか?週刊誌は、空振りやムダの積み重ねで出来ている。手を抜いたら、あっという間に記事の質が堕ちる。未解決の殺人事件にアイドルのスキャンダル写真―ビビリながら、日本の最前線をかけめぐる日向子24歳!
私は週刊誌はほとんど読んだことがありません。週刊誌というものの認識は最初の日向子が考えていたようなことしか考えていないですしこれからもそうとしか思わないです。
でも、絶対無理と言いつつも、日向子は健気に奮闘していましたね。
週刊誌の取材って私もライターさんとかを雇っているのかと思ったら出版社の社員がやるんですね。知りませんでした。変装して潜入捜査をしたり、ずっと張り込みを続けていたり。日向子は見た目とは裏腹にガッツがある人なんですね。
最後の事件のすっぱ抜きはスカッとしました。雑誌同士での争いはし烈そうです。
色んな人との繋がりが大事なんだなとか、色々勉強になりました。
この作品は面白かったです。週刊誌の裏側も知ることが出来て良かったです。
でも、この小説のモデルとなった週刊誌は私は嫌いです。一生嫌いです。
6年前、私はある記事にひどく傷つきショックを受けました。記事は読んでいませんが。
その記事自体は全くの嘘で、私自身も周りの人たちも、あの人たちがあんなこと言うなんてありえないと分かっていたから鼻で笑ってました。
それでも、心の奥底では傷ついて、ネットでも見たくないのにいろんなことを書いている人がいて見てしまったりして。週刊誌は人を傷つける媒体だと私は思ってしまいます。私はゴシップとかあまり興味がないので。
モデルだって早くに知っていたらもしかしたら読まなかったかもしれません。でも大好きな大崎さんの作品ですし、私の完全なる主観で何もかも拒絶するのはダメだなと思って読みました。
読まないという選択をしなくて良かったと思います。
この小説とは別問題なので。面白かったです。
<文芸春秋 2016.4>H28.5.24読了
思いました。二十代の女の子がやる仕事じゃない
ですよね^^;
でも、日向子は弱音も吐かず(心の中では吐いて
いるでしょうが)、健気に頑張っていて
ガッツがあるなぁと思いました。
ハイエナみたいに芸能人を追いかけ回すゴシップ誌に
いい感情はありませんでしたが、作っている側にも
矜持があるんだな、と思わされた作品でした。