化学探偵Mr.キュリー3 (中公文庫)化学探偵Mr.キュリー3 (中公文庫)
著者:喜多 喜久
中央公論新社(2015-06-23)
販売元:Amazon.co.jp

体調不良を引き起こす呪いの藁人形、深夜の研究室に現れる不審なガスマスク男、食べた者が意識を失う魅惑の“毒”鍋。次々起こる事件を、Mr.キュリーこと沖野春彦と庶務課の七瀬舞衣が解き明かす―が、今回沖野の前に、かつて同じ研究室で学び、袂を分かった因縁のライバル・氷上が現れた。彼は舞衣に対し、沖野より早く事件を解決してやると宣言し!?

このシリーズも第3弾ですか…その割にこの物語の中では半年くらいしか経ってないんですね。一体舞衣たちはどれだけ事件に巻き込まれているんでしょうか^^;
今回も4つの事件に巻き込まれる舞衣たち。
全ては化学によって解明されて行くミステリでこの方の作品の醍醐味ですよねー。
今回は最後のお話で沖野の秘密が少し垣間見えましたね。沖野にそんな秘密があったとは。
この小説を読んで、化学に興味を持った人が増えたらいいなぁなんて思いました。
私は高校生の時に化学で2取ったことあるし年も取ってるんで。若い人頑張って←

<中央公論新社 2015.9>h28.1.15読了