2015年ももう少しですね。
去年の終わりごろから楽しみ半分、不安半分だったV6の20周年イヤーも終わりますね。
いや、終わってないのか?来年の10月31日まで続くのか?←
まあそれは置いておいて^^;大きなイベント諸々は落ち着きましたよね。
ちょっとは長く感じるのかなと思っていた2015年もやっぱりあっという間でした。
その話はまた後でするとして、まずは毎年恒例の独断と偏見の書籍ベスト10です。
今年は178冊読みました。去年は188冊だったので10冊少なかったですね。180はいってるとおもったんだけどなぁ。
それでも、今年もたくさんの本に出会い、読むことが出来て幸せでした。
以下、ランキングです。毎年と同じように1作家さんに対して1作品にしています。今年出たものだけでなく、私が今年読んだ過去の本も含んでいます。悪しからず。

第1位「羊と鋼の森」宮下奈都
宮下さんらしい温かく優しい物語でした。
主人公の外村は高校生の時に一人の調律師に出会ったことで、自らも同じ道へ進もうと決意します。
仕事に邁進し、努力している姿がかっこよかったですし、好きなことに打ち込んでいるという姿が羨ましかったです。
好きなことは好きでいていいんだと思わせてくれた作品でした。
「好き」という気持ちは尊いものなのだと改めて教わった気がします。この作品と出会えてよかったです。

第2位「フィッターXの異常な愛情」蛭田亜紗子
初読みの作家さんでした。テレビでこの本が紹介されていて気になって手に取りました。
私も割とズボラなので、下着もそんなに意識して選んだり買ったりしてこなかったんですけど。
自分に合った下着を選ぶことで自分の生活習慣や体と向き合い、改善させて綺麗に見えるように努力できるというのが目から鱗でした。
主人公の颯子がみるみるうちに魅力的になって行くのが分かりました。
自分が同世代だからこそ感じることも多くて、学んだことも多かったです。

第3位「白をつなぐ」まはら三桃
こちらも初読みの作家さんです。でも名前は前から存じ上げておりまして何度か手に取ろうとしたことはあったんです。
でもタイミングが悪くて読むことが今までありませんでした。
この作品のテーマは都道府県対抗男子駅伝。駅伝好きな私にはたまらない作品でした。
出場する中学生、高校生、大学生、社会人、そして監督やコーチ、様々な人たちの想いが丁寧に書かれていました。
7区の社会人選手のくだりから涙が止まらなかったです。
来年の1月中旬に開催されるこの駅伝は例年とはまた違った見方で見れそうな気がします。

第4位「タスキメシ」額賀澪
今年最後に読んだ作品でした。
この作品は絶対に今年中に読みたいと思ってました。箱根駅伝前に読みたいなと。
やっぱり読んでよかったです。駅伝が大好きな著者さんだからこそ書ける作品だなと思いました。
兄弟の2人はもちろん、脇を固める人達も素敵で優しくて厳しくて。読んでよかったです。
年明けの駅伝が楽しみです。

第5位「花野に眠る 秋葉図書館の四季」森谷明子
舞台は図書館、主人公は司書。この場所で起こる様々な出来事を司書たちが解決していきます。
資料を介して解決する出来事もあって、図書館司書という仕事はやっぱり素敵だなぁと感じる作品でした。
主人公の文子の恋愛模様も気になります。進展はしないと思うけど←

第6位「コンビニたそがれ堂 奇跡の招待状」村山早紀
前々から気になっていたコンビニたそがれ堂シリーズ。ようやく今年手に取りました。
どの作品も温かくて優しくて。著者さんの人柄が見えるような作品でした。
特に私は「人魚姫」という作品が印象的で。
ちょうど私が今必要としている言葉をいってくれた気がして。読んでいて涙が止まりませんでした。
この作品で亡くなってしまった強くて優しい私に大切な言葉をくれた女の子の分も生きていかなくてはと思わせてくれた作品です。

第7位「クローバー・リーフをもう一杯 今宵、謎解きバー「三号館」へ」円居挽
初読み作家さんでした。
いつどこで現れるかわからない不思議なお店。妖艶な女マスター蒼馬美希がお店に持ち込まれる謎を鮮やかに解決してくれます。
それがまあ鮮やか!そして美希さんが出すカクテルもとても気になります。
お話も面白かったし美希についてもとても興味深くて一気に引き込まれました。
円居さんの作品を他にも読んでみようと思っていたのに読めなかったので来年は読みたいです。

第8位「空棺の烏」阿部智里
待ちに待ったシリーズ最新作!読めば読むほどこの作品の世界観が深く深くなっていきます。凄いなーこんな世界を作れるなんて。
雪哉を筆頭に山内衆となるために必死で勉強をする面々。私は特に茂丸が好きでした。
千早も明留も個性的で面白い人たちです^^4人がこれからどうこの世界と関わっていくのか、とても楽しみです。

第9位「BAR追分」伊吹有喜
伊吹さんの作品にはいつも元気づけられます。この作品も主人公の宇藤君と同様たくさんの人に励まされて元気づけられた気がします。
こんな商店街があったら毎日通うのになぁ。
最後の梵さんと綺里花さんのお話がびっくりしたけどそれでも幸せな気持ちになれました。

第10位「剣と紅」高殿円
再来年の大河の主人公、井伊直虎の生涯が描かれています。前々から読みたいと思っていたのですがきっかけがなくて。
今年ようやく読めました。読んでよかったです。
井伊直虎という人がとにかく魅力的でした。女性として強く逞しく生きていく姿に魅了されました。
この方が尼僧としていらしたお寺が実際にまだあるそうなので是非行ってみたいです。

以上ランキングでした。
いつも以上にマニアックな気がしますけども。でもまあイチ活字中毒者の意見なので。意見には個人差があります。
個人的には図書館関係の本を1か月に2冊読むというのを目標にしていたのですが達成できず。
これは来年も続けていこうと思います。
来年もたくさんの素敵な本に出合えますように。

そして、本以外の事。
今年について少し。
今年の始めにやりたいことリストを作ってみたのですが、達成したのは2つ。
GWに秋田と岩手に行ってイエヒラ様の残り香を嗅いで浸ったことと^^余市のニッカウィスキー工場に行った事です。
後は御朱印巡りをたくさんできたことかな。岩手で沢山ご朱印を頂きました。たくさんご利益もいただけたかな。
来年以降も神社やお寺を巡りつつ歴史に浸りたいなと思っています。
そして、今年はV6ファンにとっては大事な大事な1年でしたね。
ここ数年の待遇が嘘のような日々に小心者のイチVファンはドキドキしつつも幸せな時間をたくさん過ごせたと思っています。
コンサートは、去年はアニバーサリーだから全ステするぞくらいの勢いでいたのですが、行ったのは札幌と東京のみ。
私の名義では1公演も当たりませんでした。17年という中途半端な古株にコンサート運はなかったようです^^;
でもそれだけ行けただけで十分でした。行けなかった人もたくさんいらっしゃったはずでその中で3公演も行けたんですから贅沢ですよね。それに、今年は気持ちの余裕がなかったので…。
V6と同じ空間にいることが出来て、一緒にお祝い出来て本当に嬉しかったです。
札幌が奇跡的に行けたことで満たされたんだと思います。地元でお祝い出来て、行けて良かったねーと喜んでくれた友人がいたことが何よりも嬉しかったです。
Vゴト以外ではただただ辛い1年でした。詳しくは書きませんけど、毎日が苦痛でした。
来年は笑顔がいっぱいの1年になるといいな。
クリスマスに友人の結婚式の招待状が届き、また弟の結婚も決まったようで幸せのお裾分けをもらって年末に幸せな気持ちになりました。だからきっと。良い1年になるはず。
ネット上で関わってくださった皆様、コンサート会場などでお会いした皆様、また私に関わってくださった皆様、本当に本当にお世話になりました。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。
皆様にお逢いできる機会がたくさんありますように。
少し早いですが、良いお年を。