きのうの影踏み (幽BOOKS)きのうの影踏み (幽BOOKS)
著者:辻村 深月
KADOKAWA/角川書店(2015-09-26)
販売元:Amazon.co.jp

子どもの頃、流行っていたおまじないは、嫌いな人、消したい人の名前を書いた紙を十円玉と一緒に十日間続けて賽銭箱に投げ込むことだった。ある日、子どもたちは消えた子どもについて相談していて……(「十円参り」)。あるホラー作家が語る謎のファンレターの話を聞きぞっとした。私のところにも少し違う同じような怪しい手紙が届いていたからだ。その手紙の主を追及するうちに次々と怪しいことが連続し……(「手紙の主」)。出産のため里帰りしていた町で聞いた怪しい占い師の噂。ある日、スーパーで見知らぬ老女を見かけた瞬間、その人だと直感し……(「私の町の占い師」)。
怪談専門誌『Mei(冥)』に連載した作品ほか、書き下ろしを収録した全13篇。人気絶頂の著者が、最も思い入れあるテーマに腕をふるった、エンターテインメントが誕生しました。

昔からありますよね。おまじないとか怖い話とか。私が小学生に流行ってたのはトイレの花子さんかなぁ。そこまでキャーキャー盛り上がってはいなかったけど^^;
どの短編もぞぞっと背筋が凍るような作品でした。「ふちなしのかがみ」を思い出しました。
でも、1作だけ辻村さんの名前が出てきたんですけど、あれは実話だったのかなぁ。
この話はそこまで怖くなかったです。
1番怖かったのは「ナマハゲと私」かな。怖すぎました・・・。

<角川書店 2015.9>H27.11.1読了